ドイツのゆる〜いクレーム対応
こんにちは、いちごです。
10月に入り、南ドイツはもうすっかり秋です。
この時期はいつもビール祭りで盛り上がりますが、コロナウイルスの影響で今年は中止に。
Stuttgart/シュトゥットガルトの街は少し寂しい感じがします。
そして店頭にはすでに、クリスマスのインテリアやお菓子が並んでいます。
今年のアドベントカレンダーは何のお菓子にしようかなと今からワクワクです(^-^)
さて、今回は
ちょっとしたトラブル
のお話。
何があったかというと…
ドイツのファッションブランド「s.Oliver/エスオリバー」の会員カードを持っているのですが、そのお買い物ポイントが知らずに無くなっていました(°_°)
s.Oliverはドイツ発祥、日本未上陸のファッションブランドで、とても人気があります♪
シンプルかつカジュアルで、おしゃれに疎い私たちにも買いやすく、とても気に入っています(^o^)
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s.Oliverの会員カード |
会員カードがあると、会員限定のセール価格で服を購入できたり、
お買い物した金額にあわせてポイントが貯まり、100ポイント=1€に現金化して使うことができます♪
このトラブルに気づいたのは、8月中旬。
最近洋服買ってないな〜と思い、s.Oliver のスマホアプリを開いて、洋服を見ていました。
そしてなんとなく、ポイント確認のページを開くと、、
3桁の数はあったはずのポイントが、なぜか2桁の数まで減っていました∑(゚Д゚)
あれ!?確か500ポイント以上はあったはず…?
ポイント履歴を見てみると、
7月に700ポイントが7€として何者かに使われてしまっていました!!
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ストア:オンラインショップ 日付:2020年7月6日 合計金額:7€ |
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ポイント:-700ポイント |
7€は、日本円で900円ほど。
決して高くはない金額ですが、お買い物してせっかく貯めたのに、理由もわからず無くなるのは惜しい…!
不正利用の可能性も考えて、ぽめすくんにも相談し、お客様センターに連絡してみることにしました。
スマホアプリに掲載されていた問い合わせ先は、
電話番号とメールアドレス、そしてWhatsApp(日本でいうLINEのようなメッセージアプリ)の3つがありました。
今までドイツでこのようなところに連絡したことはなかったので、
メッセージアプリならまだ気楽だと思い、私の拙いドイツ語をWhatsAppで送ってみました。
日本語訳
私:
ご担当者様質問があります。
アプリのポイント履歴のページで、7月6日に買い物した覚えがないのに700ポイントが使用されていました。
このポイントが何に使われたのか教えて頂けませんか?
そしてもし不正利用されていた場合、このポイントは戻ってくるのでしょうか?
よろしくお願いします。
いちご(フルネーム)
ビジネスシーンや、教授など目上の方に使用するかしこまった文章で書きました。
そしてもちろん、友達や仲のいい人に対して使う「あなた/Du」ではなく、目上の方に使う「あなた/Sie」を使いました。
そして、↑にも掲載した700ポイントが引き落とされたことが確認できるアプリのページをスクリーンショットして貼りました。
メッセージアプリだとこういうところが楽ですね(^o^)
送信したのは月曜の深夜。
お客様センターの営業時間は
月〜金曜日 8〜20時
土曜日 8〜18時
日本のお客様センター営業時間のイメージだと、平日9〜18時くらいだと思っていたので、意外と長い時間やっていることに驚き!
でもドイツのお店の方の対応はとてもゆっくりなことが多いので、1週間以内に返事が来ればいいかな〜と思っていました。
すると翌日。
朝早くからスマホの着信音が鳴り、こんな時間に誰だと思って見てみると…
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最初の返信 |
s.Oliver:
ハロー、いちご!(下の名前)
確認のために誕生日教えてもらえますか?
朝の8時2分、お客様センターからでした!
営業開始2分で返信!!
そして、「Frau ◯◯/◯◯さん」とかではなく下の名前で呼び捨て!
しかも、友達に対する「あなた/Du」を使ってきた!笑
(メッセージの「dein」の部分)
日本だったら絶対あり得ない言葉の使い方にびっくり( ゚д゚)!
そして、かしこまった文章書いた私の努力…(T-T)笑
私はすぐに、誕生日を書いて送信しました。
するとたったの3分後、、
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失われた理由は… |
s.Oliver:
700ポイントは無くなっていません。
近いうちに、7€分のポイントクーポン券を郵送で受け取れると思います。そのクーポンはオンラインショップや店頭で使えますよ。
???
私が貯めたポイントなのに、お店側が勝手に現金化してクーポンにするってどういうこと!?笑
アプリ内のポイントは、買い物する際にいつでも自分で現金化して使えるはずなのに…
もしかしたらそういう規約でもあったのかな?
よくわかりませんが…(・・;)
その後、私はすぐに出かけてしまったので、
営業時間を過ぎた夜中、
「クーポン券はまだ受け取っていない」と返信しました。
すると翌朝、8時13分。
相変わらず朝が早い笑
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クーポン券の行方 |
s.Oliver:
クーポン券はまだ配送中の可能性があるので、もう少し待ってみてください。
今月の終わりになっても届かない場合は、また連絡ください。
勝手にポイントをクーポンにされた理由はよくわかりませんでしたが、
「わかりました、ありがとうございます」と返信しました。
そして最後、
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最後の挨拶 |
s.Oliver :
うん、ばっちりです。
あなたにとって今日もいい日になりますように。
私:
ありがとうございます!あなたもね!
s.Oliver:
ありがとう。
こうやって見ると、友達に連絡しているみたいだ…笑
ポイントが不正利用されていなかったことには一安心。
そして、意外にも返信が早かったことと、ラフな言葉遣いには驚きました!
日本でも、LINEなどのSNSアプリで問い合わせができる会社は増えていますが、ここまでラフな感じではないと思います。
働き方の違いというよりは、慣習や言葉の感覚の違いなのかなと思いますが、新たな発見があって面白かったです(^ ^)
さて、私の700ポイントは結局どうなったのかというと、
そこからまた一悶着あり、、笑
またブログで続きを書きたいと思います(^o^)
続きはこちら
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