EUのサマータイムは来年もくる!?
こんにちは、いちごです。
10月25日の日曜日、
ドイツではSommerzeit/サマータイムが終わり、Winterzeit /ウィンタータイムが始まりました!
日の光を有効活用する目的があります。
主にアメリカやヨーロッパで導入されています。
具体的には、どういうことなのかというと…
EUでは、3月の最終日曜日の午前2時に時間が1時間進められて午前3時になり、サマータイムが始まります。
つまり、午前2時から3時までの1時間が失われて、(毎日定時に起きている人は)睡眠時間が1時間減ることになります!
↑初めてこの日を迎えた時は、
1時間無くなるという現象にびっくりでした(°_°)
したがってこの日は、前日よりも日の出の時間が遅くなります。
2020年のカレンダーより↓
サマータイムに切り替わる1週間前、
3月22日の日出時間は6時19分なのに…
日本との時差も8時間→7時間に縮まります(^O^)
そして、サマータイム終了は、10月の最終日曜日。
この日はなんと、午前2時が2回きます!
つまり、(毎日定時に起きている人は)1時間長く眠ることができます(^ ^)
得した気分♪
…ですが、ちょっと寂しいことも。
日没時間が1時間早まります(T_T)
サマータイム中の1週間前、
10月18日の日没時間は18時22分ですが、
日本でも冬の始まりよく、
「日が短くなったね〜」
なんて言っていましたが、
これが本当に、たった1日で起こります。笑
ちなみにスマホの時計は、ウィンタータイムに自動で戻ります。
ですが、手動の時計は全て自分で戻さなくてはなりません。
日本との時差も7時間→8時間に。
そして、わりと規則正しい生活をしている私には弊害が多く…
いつもより1時間早くお腹が空くし、1時間早く眠くなる。
1日の疲れも、いつもより1時間早く来るような気がします(-_-;)
1時間差って意外と大きい。
体内時計って本当にあるんだと実感します笑
1週間たった現在、やっとウィンタータイムに慣れてきた感じです。
このように、サマータイムの切替時、軽い時差ボケや睡眠障害に悩まされる人は多いそう。
そして生活リズムが崩れることにより、うつ病や心臓発作を引き起こす可能性が高まります。
また、サマータイムの本来の目的の、
日照時間の活用による省エネにはほとんど効果がないとされる上に、
鉄道や公共機関などは年に2回、時間システムの更新をしなければなりません。
社会的、経済的な影響が多く発生します。
そのため、多くの市民からの要望で、
欧州議会は2021年からのサマータイム廃止を可決したのですが…
実は今、これが現実的ではなくなってきています。
もともとは2018年に、
議会は2019年からサマータイムを廃止すると提案しましたが、
2019年、延期が発表され
2021年からの廃止となりました。
したがって議会は、制度廃止後の標準時を、
元々の標準時であるウィンタータイムと、
1時間早めたサマータイムのどちらを使うか、
2020年4月までに決定しなければなりませんでした。
しかし、EU加盟国はポーランドからスペインにまで渡り、多くのタイムゾーンがあります。
そのため、その国によって都合のいい時間が異なっています。
また、イギリスのEU脱退問題もあり、
話が決まらないまま…
そして2020年3月〜4月は、コロナ禍真っ只中(゚o゚;;
議会は標準時について議論する余裕がなく、今もなお決まっていないとのこと。
つまり、このまま決定されなければ、
来年もサマータイムがあります(;゜0゜)!!
来年から自動的に無くなるものだと思っていた私には衝撃の事実でした…!
![]() |
31.10 Ende der Sommerzeit |
来年もサマータイムがある可能性を踏まえて表記されているのでしょうか。
これから議会でどのような決定がなされるのか、本当に来年から廃止になるのか、
いろいろ気になるところです。
でもコロナの第二波がやってきた今、サマータイム廃止はまだまだ先になりそうな予感…
また新たな動きがあれば、ブログに書きたいと思います(^ ^)
今回はこちらの記事を参考にしています(ドイツ語)
・Abschaffung der Zeitumstellung in Europa
timeanddate
・Wann schafft die EU die Zeitumstellung ab? Und welche Zeit bleibt danach?
Merkur.de
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