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ドイツの鉄分サプリに注意!

こんにちは、いちごです。 今日は ドラッグストアで買える鉄サプリメント(医薬品) のお話。 ドイツの鉄分サプリ ある日、家の薬箱を整理していたら、こんなサプリメント*を見つけました。 (*後述しますが実際はサプリではありません) taxofit Eisen + Vitamin C taxofit Eisen + Vitamin C | Bei unzureichender Eisenzufuhr | Kapseln (Amazonより) Eisen + Vitamin C、つまり鉄分とビタミンCのサプリ*です。 以前ぽめすくんがドラッグストアで買ってきたのですが、欲しかったものと違ったらしく、1粒だけ飲んで残りは薬箱に眠っていました…( ̄▽ ̄;) サプリには詳しくないいちごですがネットで調べてみると、月経のある女性は鉄分不足になりやすく、食事だけで必要量の鉄分を摂るのは難しいためサプリで補うと良いとのこと。 だからこのサプリ*のパッケージにも女性が写っているんですね! 確かにいちごも生理前から疲れやすくなり、立ちくらみがおきることもあります。それには鉄分不足が関係しているのかも!と思い、試しに飲んでみることにしました。 taxofit Eisen + Vitamin Cの使用上の注意 なんとなく心配だったので、taxofit Eisen + Vitamin Cの使用上の注意の紙をざっと読んでみました。 ーーーーーーーーーーーーー 使用目的:鉄分不足を補うため 対象年齢:12歳以上の青年と大人 摂取方法:1日1〜2粒、空腹時または食事の時 使用上の注意: 胃腸の炎症がある場合は使用しないでください。 口内炎や歯の変色を防ぐため、カプセルを噛み砕いたり、口の中に入れたままにしておくことはしないでください。 摂取後、異常のある場合には医師や薬剤師に相談してください 副作用: 前提として、副作用が起こる確率はとても低いです。 (10000人に1人の確率) ・胃腸の不快感、便秘 ・サプリ*に含まれる大豆成分の影響で稀にアレルギー反応が出る ーーーーーーーーーーーーー カプセルを噛まないように、そして胃腸の調子が悪い時には摂取しないように。 この2点をふまえて、生理開始予定日の1週間前から、夜寝る前に1粒摂取することにしました。 鉄分サプリ*の効果 4日連続で摂取しましたが、(...

ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜

こんにちは、いちごです。

3月6日の日曜日、東日本大震災から11年を前に、

FUKUSHIMA-DEMO(フクシマ・デモ)が行われました。


ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
FUKUSHIMA-DEMO




FUKUSHIMA-DEMO

FUKUSHIMA-DEMOは、原子力発電所の稼働停止とクリーンエネルギーへの転換、そして環境保護を訴えるデモです。
Stuttgart /シュトゥットガルト郊外にある原子力発電所、
Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発前で行われました。

私は今年もお世話になっている方に誘っていただいて、昨年に続き2回目の参加となりました。

昨年の様子はこちら





ドイツの原子力発電所の稼働状況


ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
現在稼働中の原子力発電所と稼働停止予定の年
BMU/ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全省より

現在、ドイツで稼働中の原子力発電所は3基あります。
バイエルン州のIsar 2、ニーダーザクセン州のEmsland、そしてバーデン・ヴュルテンベルク州のNeckarwestheim 2で、
全て2022年末までに停止する予定です。

しかし最近のウクライナ情勢により、これまで頼りにしていたロシアからのエネルギー供給が見込めなくなったことを受け、国内の原子力発電の見直しの話も出ています。
原発停止の延期や再稼働の可能性も高まっているのが現状です。





デモ行進

デモは13時に、ネッカーヴェストハイム第二原発の最寄駅、Kirchheim am Neckar /
キルヒハイム・アム・ネッカーで始まりました。
シュトゥットガルト中央駅から電車で30分ほどで行くことができます。


ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
さまざまな旗を振る人たち

子どもからお年寄りまで多くの方がいましたが、やはり年配の方が多い印象。
私と同じ20代くらいの若い人はあまり見ませんでした。
また中高生くらいの子が数人集まって、「Fridays for future /未来のための金曜日」の旗を掲げていました。
政党などの団体も多数参加しています。




                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
音楽のパフォーマンスの後、13時30分すぎにデモ行進がスタート。
駅から原子力発電所まで歩きます。

ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
出発!








途中、日本語とドイツ語の「原子力?おことわり」の旗が掲げられていました。
ドイツ語は、Atomkraft? Nein Danke 」
多くの参加者がこの黄色い旗や缶バッチを持っていました。

(クリックでAmazon.deのページへ移動します)

ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
「原子力?おことわり」の旗





その先には、放射線の危険性を示す黄色と黒色の旗。

中にはウクライナの旗もありました。
今回のデモでは、ウクライナ紛争を始めたロシアのプーチン大統領への非難と早急な停戦、そしてロシア兵のウクライナ撤退も訴えています。

ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
ウクライナの旗(右端)







最後の坂道に来ると、原子力発電所が見えてきました。
白いドーム状の建物から、煙がもくもくと上がっています。

ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
原子力発電所






発電所の周りには畑が広がっています。
危険な施設があるとは思えないほど、とてものどかな場所です。

ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
発電所周辺







30分ほどで、会場である原子力発電所の駐車場に到着しました。

ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
会場到着








発電所の周りには、原発に反対する人たちのさまざまなメッセージが書かれていました。

ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
メッセージの書かれた横断幕








舞台では、原発の危険性を訴えるスピーチが行われました。
日本人の代表の方も登壇し、京都府と周辺地域の脱原発のネットワーク「バイバイ原発3・12きょうと」さんからのメッセージをドイツ語で読まれていました。


ドイツの原発を見にいく〜Neckarwestheim 2 /ネッカーヴェストハイム第二原発〜
スピーチの様子

このスピーチの後、私たちは電車の時間があったので少し早めに会場を後にしました。




今回のデモには、総勢500人もの参加があったそうです。
以前よりは減ってしまっているのかもしれませんが、
震災から11年経ってもこれだけの人たちが原発まで足を運び、反対を訴えています。

また現在は、ウクライナの原子力発電所がロシア軍に占拠されているという報道や、ロシア軍が核攻撃を示唆していることもあり、
原子力や核に対し多くの人が敏感になっていることも影響したようです。


しかし残念なのは、日本人の参加者が把握できただけでも私含めてたったの4人だったこと。
バーデン・ヴュルテンベルク州やシュトゥットガルトにはたくさんの日本人が住んでいるはずなのに、日本で起きた事故なのに。

日本では現在も、福島原発の処理水(汚染水)が海洋放出されようとしていたり、
各地の原発が再稼働したりと様々な問題を抱えていますが、
それを止められないのは、私たち市民の当事者意識が低くなってしまっているからなのかもしれません。


デモ行進中、原発が見えてきた時、私は一瞬足が止まりました。

煙を吐き出し続ける真っ白で巨大な発電所。
もし今、爆発したら?放射能が漏れ出したら?
逃げられないことに恐怖を感じ、急に不安でいっぱいになりました。


11年前のあの日、東京にいた中学生の私は、学校から帰ってずっとテレビを見ていました。
地震、津波、原発の水蒸気爆発、放射能汚染、次から次に入ってくる恐ろしいニュースに、あの時もただただ不安でした。



もし私が今も日本で暮らしていたら、震災当時のことを思い出すことはなく、忘れていっていたと思います。

でもここに来て原発を見るだけで、記憶が蘇って、こんなにも辛くなる。
どんな理由であっても、原発だけはやめてほしい、あの時の不安な気持ちはもう二度と経験したくないと強く思いました。





今回参考にしたページはこちら
BMU /連邦環境・自然保護・原子力安全省



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