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ドイツの新ワクチン政策で入店禁止も〜2G-Regeln/2Gルール〜
こんにちは、いちごです。
昨日ドイツでは、国政選挙である連邦議会選挙が行われました!
これまで第2党だったSPD/社会民主党が53議席増やし第1党に躍進し、
メルケル首相の所属するこれまでの第1党、CDU/キリスト教民主・社会同盟が大幅に議席を減らし、第2党となりました。
今回の選挙の主な争点となったのは「経済」と「環境問題」で、
コロナ関連政策については大きく取り上げられることはありませんでした。
そんな選挙の最中、私たちの住むBaden-Württemberg/バーデン・ヴュルテンベルク州では、新たなコロナ政策が施行されました。
以前の記事で、ドイツのワクチン未接種者に対する厳しいコロナ政策「3G-Regeln/3Gルール」について書きましたが、
新政策ではその規制がさらに厳格化され、
2G-Regeln/2Gルール
が導入されることなりました。
今回は、その2Gルールについて解説していきたいと思います!
2G-Regeln/2Gルールとは
まず、これまで施行されていた「3G-Regeln/3Gルール」の「3G」とは、
のことを指します。
この3Gのいずれかをクリアした者だけが、病院、ホテル、屋内のレストラン、美術館、博物館などの利用が可能となります。
つまり、ワクチン未接種者、病院でコロナと診断されていない者は、
コロナの検査を受けなければ、様々な施設を利用できません。
✳︎抗原迅速検査/Schnelltest についてはこちら
つまり、ワクチン未接種者、病院でコロナと診断されていない者は、様々な施設への入場が不可となる場合があります。
バーデン・ヴュルテンベルク州政府の発表の概要
三段階警告システム
1、Basisstufe/基本段階
2、Warnstufe/警告段階
3、Alarmstufe/非常警報段階
具体的な規制
レストラン等 |
理髪店など身体的接触を伴うサービス |
公共交通機関、宗教行事、宿泊施設等 |
非常警報段階の場合のみ、その検査はPCR検査でなければなりません。
このように、細かく規制が決められています。
現在の段階
9月26日の発表 |
最新の9月26日の発表では、
バーデン・ヴュルテンベルク州の過去7日間の10万人あたりの
警告段階の基準の250を下回っています。
三段階警告システムが導入されて10日が経ちましたが、未だ警告段階に達したことはありません。
コロナ政策の今後
今後のコロナ政策としては、
これまで無料で行われていたコロナの抗原迅速検査が10月11日から有料となることが決まっていますが、
具体的な料金などについては発表されていません。
金額によっては、ワクチン未接種者には厳しく行動が制限されることになりそうです。
そして最初にも書きましたが、昨日のドイツ連邦議会選挙ではコロナに関する政策についてはほとんど争点にあがっていませんでした。
与党第1党は変わりましたが、今後のコロナ政策の方針は大きくは変わらず、現状維持となりそうです。
また先日は、州の警告段階には入っていないにも関わらず、あるレストランの入口に「2Gのみ入店可能」と書かれているのを見ました。
お店の判断で2Gにしているようですが、未接種の私たちにはショックな出来事でした(T_T)
ドイツでは市民の64%がワクチン接種を完了し、全体の3分の2を超えました。
これからワクチン未接種者はさらに少数派となるでしょう。
一般的に感染者が増えると言われる冬には、今以上に様々な場面で除外されることとなるかもしれません…
次々に新たなコロナ政策が発表されるドイツ。
細かな規則には毎回参ってしまいますが、今後の政策もしっかり見ていきたいと思います!
今回参考にしたページはこちら(ドイツ語)
・Dreistufiges Warnsystem ab 16. September 2021
・Die aktuellen Corona-Zahlen für Baden-Württemberg
・Fragen und Antworten zur Corona-Verordnung
Baden-Württemberg/バーデン・ヴュルテンベルク州
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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