ドイツのワクチン義務、一部開始へ(12月10日発表)

こんにちは、いちごです。

昨日12月10日、ドイツ政府は新たな新型コロナウイルス政策を発表しました。

ドイツ政府と州政府が計画中のコロナワクチン推進政策についてご紹介しましたが、

昨日の発表で、

特定職業就労者へコロナワクチン接種が義務化されることが決定しました。


今回は、その政策の内容について見ていきたいと思います!



ドイツ連邦政府の発表

ドイツ連邦政府は、国内の新型コロナウイルスの感染状況の悪化を受けて、
以下の3つを決定しました。

ドイツのワクチン義務、一部開始へ(12月10日発表)
ドイツ連邦政府の発表(BundesregierungのHPより)


1、特定の職業でのワクチン義務化

コロナの重症化リスクの高い高齢者等を守るため、
病院、介護施設、デイサービス、障がい者施設及び同様の施設で働く従業員、職員
は、ワクチン接種が義務となる。

2022年3月15日までに、ワクチン接種証明書、またはコロナ感染から快復した証明書を雇用主に提示しなければならない。
あるいは、医療上の理由でワクチン接種ができないことを示す診断書を提示する。
従わない場合は、罰金が科される。




2、ワクチン接種の
担い手のグループ拡大

ワクチン接種のペースを上げるため、
接種の担い手(注射を打つ資格(許可)を持つ人)を増やす。
薬剤師、歯科医、獣医などにも、コロナワクチン接種の実行を許可する。
前提として、接種を実行するための適切なトレーニングを行う必要がある。



3、パンデミック時における地域ごとの制限規制

重大なパンデミックが発生した場合、
州政府は、これまでよりも広範囲にわたる制限措置をとることを可能とする。

ワクチン未接種者だけでなく、ワクチン接種者やコロナ感染から快復した者へも、
接触の人数制限等を課すことや、
レストラン、クラブ、ディスコ、メッセ(見本市)、会議等を一時的に閉鎖することが可能となる。





厳しさを増すコロナ政策

本日(12月11日)発表のドイツ国内の新規感染者数は、約53,000人。
先月に比べれば少し落ち着きましたが、それでも数値は高いままです。

最近の報道では、
変異株のオミクロン株には2回のワクチン接種では効かない、早急に3回目の接種を、
というような内容をよく見かけます。


現在ドイツ政府は、2回の接種で「vollständig geimpft /ワクチン接種完了者」と認めていますが、
これから3回目、4回目…と、回数が増えていくのでしょうか。
私たちは、ワクチンに依存しなければ生活できないような状況になってしまうのでしょうか…。


自分自身も感染には十分に気をつけつつ、
今はただ、コロナの感染者が減ることを祈るばかりです。。



今回参考にしたページはこちら

Impfpflicht für Beschäftigte in Kliniken und Heimen beschlossen

Die Bundesregierung /ドイツ連邦政府



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