二度の爆発音??〜シュトゥットガルト/Stuttgart〜
こんにちは、いちごです。
今日(3月4日)の14時頃。
ぽめすくんと二人で遅めの昼食をとっていると、いきなり、
ドーン
ドーン
と爆発音のようなものが聞こえました。
音は2回連続して響き、
リビングと寝室の窓ガラスがガタガタと音を立てて大きく震えました。
これまで体験したことのないあまりの衝撃に、
「なにが起きた(°_°)!?」
と慌てて二人で庭へ。
街の方を見ても煙などが出ている様子はなく、山々にも変化はありません。
音の影響なのか、空に鳥が群れになって飛んでいるのが少し見えましたが、それ以外はいつもの景色。
向かいのアパートの人もベランダに出てきていたので、私たちの家だけの問題ではないのは確かでした。
何もない空 |
何もないのも逆に不安…
スマホで調べながらラジオをつけると、
原因は、「Schallmauer /音の壁」と「Überschallknall /ソニック・ブーム」にあることがわかりました。
「Schallmauer /音の壁」と「Überschallknall /ソニック・ブーム」
そもそも、「Schallmauer /音の壁」と「Überschallknall /ソニック・ブーム」とは何なのか、調べてみました。
説明が難しいので簡潔にまとめると、
飛行機の飛行速度が音速を超えると、機体の先端と後方部分で衝撃波が発生します。
そしてその衝撃波は広がりながら力を弱め、音波(音)になります。
しかし、この衝撃波がなんらかの影響で減衰しないうちに地上に届くと、建物の窓ガラスが割れたり、屋根瓦が落ちたりという被害をもたらすことがあります。
これが、Überschallknall /ソニック・ブームです。
Schallmauer /音の壁とは、飛行機が音速を超えるまでの困難や、超える際に起こる障害のことを指します。
今回は飛行機が音の壁を破ったことで、ソニック・ブームが起きたようです。
詳細はこちらの記事より
【超音速と衝撃波 ハイスピードの戦闘機に発生する傘状の雲の正体は!?】
サンテレビNEWS・河野嘉之さん
ソニック・ブームは、機体がかなり高いところを飛んでいても地上に影響を及ぼすことがあるそうです。
Stuttgarter Nachrichtenの記事では、今日の気象条件が、遠くの飛行機からの衝撃波を伝えたのではないかと推測しています。
また、シュトゥットガルトの隣町Ludwigsburg /ルートヴィヒスブルクの警察報道官は、
「今回の衝撃波は、ウクライナの現在の状況とは関係ない」
と話しています。
確かに今日は風が弱く、雲ひとつない晴れでした。
衝撃音を聞いた時、庭からは飛行機は全く見えなかったので、遠いところからのソニック・ブームが来たようです。
とりあえず、爆発ではないようなので一安心。
現在はウクライナのこともあり、ドイツに住む人たちはちょっとピリピリムード。
ドイツの航空会社のルフトハンザはロシア上空の飛行を一時停止していますが、
日常生活には特に変化はありません。
ただこれから、食料や物資が届かなくなるのではないか、石油が高騰するのではないか、万が一、ウクライナの原発が攻撃されるようなことがあったら…など、
考えれば不安は尽きません。(全て根拠はありません!)
そして何よりも、ウクライナ出身の友達や彼らの家族のことが気がかり。
早く争いが終わることを祈るばかりです。
今回参考にした記事はこちら
Stuttgarter Nachrichten
・超音速と衝撃波 ハイスピードの戦闘機に発生する傘状の雲の正体は!?
サンテレビNEWS・河野嘉之さん
続きはこちら
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