ドイツでビザ取得!〜2025年版〜
こんにちは、いちごです。
先日やっと、
ドイツの滞在許可証(ビザ)の更新ができましたヽ(;▽;)ノ
これまでにもブログで何度かビザのことを書いてきましたが、今回は最新版(2025年)として、実際に私たちが行ったビザ申請から取得までの流れをご紹介します!
シュトゥットガルトのAufenthaltstitel/ 滞在許可証(ビザ)申請の状況
ドイツの大都市は特にAufenthaltstitel/滞在許可証(ビザ)の取得が大変だと言われていますが、私たちの住むStuttgart /シュトゥットガルトもそうで、日本人に限らず多くの外国人が混乱している状態です。
とにかく手続きに時間がかかり、融通がききません。
実際に私たちの周りの人たちに起こったトラブルとして、
- 大学に入学し授業が始まったが、観光ビザで滞在できる3ヶ月が経とうとしているのに申請したビザが届かない
- 新たな就職先が決まっているのに申請したビザがもらえず、何ヶ月も働けない&貯金が尽きていく…
- 会社の雇用の契約期間があと1ヶ月残っているのに、ビザを延長できずに仕事を続けられず、帰国せざるを得なくなった
またビザ取得のために、わざわざシュトゥットガルトから隣町に引っ越すという話も聞きます(^^;;
(すぐ隣の町でも、ビザ取得が早くできたり外国人局の対応が丁寧だったりするそうです)
結論から言いますと、ビザ申請予約から実際に手元に届くまで、今回の私たちの場合は1年2ヶ月かかりました。
いちごが初めてシュトゥットガルトでビザを申請した2019年は約4ヶ月で取得できたので、非常に長い時間がかかっています…
さてここからは、実際に私たちがシュトゥットガルトの外国人局でビザを取得するまでの流れを書きますが、
ビザ申請手続きは都市によって、申請者の状況によって、また外国人局の担当者によって大きく異なります。
ですのでこの記事もあくまで一例として、参考程度にお読みくださいね!
1、ビザ申請の予約
まずはビザ申請のためにAusländerbehörde/ 外国人局に予約の申し込みをします。
私たちはメールで申し込みましたが、現在は電話か、外国人局のホームページの問い合わせフォームから予約を申請できるようになっています。
予約受付について(シュトゥットガルト外国人局のホームページ)
予約申し込みをするタイミングですが、コロナ禍前はビザの期限が切れる3ヶ月前というアドバイスを周りの方からいただいていました。
しかし現在のシュトゥットガルトでは、もっと早く連絡をしないと間に合わないと言われています。
私たちはそれまで持っていたビザの期限が切れる9ヶ月前にメールを送りました。
しかし半年返信がなく、ビザの期限が切れる3ヶ月前にもう一度メールを送りました。
2、予約確定のお知らせ
予約申し込みの返信が来たのは、最初のメールを送ってから7ヶ月後。
約2ヶ月後の予約が取れましたが、それまでに持っているビザの有効期限が過ぎてしまうので、郵送でFiktionsbescheinigung/ 仮ビザを送ってもらうことになりました。
そしてそのメールにビザ申請に必要な書類が書かれており、それぞれの用紙のフォーマットが添付されていました。
書類の種類は後ほどご説明します。
3、Fiktionsbescheinigung/ 仮ビザの到着
予約確定のお知らせメールが届いてから1週間ほどで、家のポストにFiktionsbescheinigung/ 仮ビザが到着。
仮ビザの期限はなんと一年!
過去に受け取った仮ビザの期限は半年だったので、随分長くなりました(°▽°)
この日から滞在許可証(ビザ)のカードと仮ビザの2枚を一緒に持ち歩きます。
この2枚があれば国外へ移動でき、ドイツへ再入国が可能です。
4、必要書類の準備
そして予約の日までに必要書類を集め、メールに添付された書類のフォーマットを印刷して記入します。
他の方からのサインが必要な書類もあるので、できるだけ早めに取りかかりましょう!
私たちが提出した書類は以下のとおりです。
1.有効なパスポート
有効期限まで少なくとも6ヶ月がないといけません。
2.現在持っている滞在許可証カード(ビザ)と仮ビザ
3.滞在許可(ビザ)延長の申請用紙
夫と妻それぞれ1枚ずつ記入します。
![]() |
| 就労・収入証明書 |
雇用主の記入とサインが必要です。
6.過去3ヶ月の給与明細書のコピー
7. 現在の居住証明書
![]() |
| 居住証明書 |
アパートの所有者(大家さんなど)の記入とサインが必要です。
8.賃貸契約書のコピー
9.婚姻共同生活に関する宣言
![]() |
| 婚姻共同生活に関する宣言 |
夫婦どちらかの1枚を提出します。
雇用主の記入とサインが必要です。
11.ドイツ語を話す同伴者
ビザ申請はドイツ語で行われます。申請者がドイツ語で手続きできる場合は必要ありません。
12.申請料金
カード払い可能です。メールに金額は書かれていませんでした。
ちなみに私たちは186ユーロを支払いました!
以上が、私たちが外国人局から提出を求められた書類です。
ここでご紹介した必要書類や申請フォームの形式は、申請者や申請時期によって異なります。
ご自身が外国人局から受け取ったメールの記載内容に従うようにしてください。
5、申請日
そして申請日当日。
指定された時間までに必要書類を持って、シュトゥットガルトの外国人局へ行きます。
入り口を入ってすぐに仮設の受付があるので、そこで予約のメールを見せます。
私たちは少し早く、予約時刻の30分前に到着しましたが入場の許可が出ました。
![]() |
| Ausländerbehörde/ 外国人局 |
予約メールに記載された階へ上がり、そこにまた案内の職員さんがいる場合は予約メールを見せて、待合室へ向かいます。
ドイツにしては珍しく早く、予約時刻の5分前に呼ばれて、指定された部屋へ入りました。
職員さんと確認しながら書類を全て渡し、一度待合室へ戻ります。
待合室で15分ほど待たされた後、再び名前を呼ばれて中へ。
職員さんの作成した申請資料に間違いがないか確認した後、サインをして指紋を取ります。
最後に滞在許可証カードの受け取りの説明を受けて、申請手続き終了です。
外国人局入場から手続きが終わるまで30分ほどかかりました。
幸いなことに担当の職員さんはお優しい方で、とても丁寧に対応してくださいました( ´ ▽ ` )
6、滞在許可証カードの受け取り予約
申請は無事に終了しましたが、ここからがまた長くかかりました(^_^;)
滞在許可証カード(ビザ)は最短で1ヶ月で完成し、受け取りには再び外国人局の予約が必要です。
外国人局側がカードの受け渡しの準備ができたら、まずは申請したメールアドレスにメールが届くので、ホームページの予約フォームから予約の問い合わせをします。
メールが来ないこともあり、その場合は、申請日から6週間を過ぎたら同じように予約の問い合わせをします。
オンライン予約フォーム(シュトゥットガルト外国人局のホームページ)
私たちの場合は、申請日から1ヶ月を過ぎてすぐにいちごのメールアドレスに連絡が来て、ぽめすくんには何も来ませんでした。
そして早速、上記のオンライン予約フォームから問い合わせをしようとしたのですが…
![]() |
| オンライン予約フォームより |
「現在予約がいっぱいで、受け付けられません」
とのこと( ̄▽ ̄;)
何度も何度も試したのですが、この画面が表示され、予約ができませんでした。
そして予約が取れぬまま、3ヶ月が過ぎ・・
申請日から4ヶ月以上が経ったある日、今度はぽめすくんのメールアドレスに連絡が!!
「カード受け取りの予約が完了しました。この日時に外国人局へ来てください」
と、予約の日時と場所が書かれていたのです…!
オンライン予約フォームからは予約はできていないので、自動的に受け取りの順番が来たようです。
そんなことは職員さんから説明されなかったのでびっくりでしたが、ひとまず安心しました!
メールには、
1.有効なパスポート
2.現在持っている滞在許可証カード(ビザ)
3.仮ビザ
を持参するようにと書かれていました。
7、滞在許可証カードの受け取り
そして滞在許可証カードの受け取り当日。
申請の時と同じように、指定された時間までに必要なものを持って、シュトゥットガルトの外国人局へ行きます。
入り口の仮設の受付で予約のメールを見せて、指定された階へ上がり、その階の案内の職員さんに予約メールを見せて、待合室へ向かいます。
予約の時間から10分ほど遅れて名前を呼ばれ、指定された部屋へ入ります。
職員さんにパスポートなどを渡し、新しい滞在許可証カードを受け取り、間違いがないかを確認してサインをします。
5分もかからず、終了です!!
この際も担当の職員さんは良い方でした( ´ ▽ ` )
前のビザの有効期限が切れてから5ヶ月以上が経っていましたヽ(;▽;)ノ
今回も無事に受け取れて、とにかくほっとしています…
みなさんも、特に大都市にお住まいの場合はビザの申請はお早めに、余裕を持ってご準備くださいね。
そして最初にも書きましたが、ビザ申請は都市によって、申請者の状況によって、また外国人局の担当者によって大きく異なります。
この記事もあくまで一例として、ご参考にして頂けたら幸いです。
みなさんのビザ申請が順調に進むことを願っています!
読んでいただきありがとうございました!
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