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ミシュラン星付きレストランが破産申請〜シュトゥットガルト〜

こんにちは、いちごです。 シュトゥットガルトのグルメ業界に大きなニュース! ミシュラン星付きレストラン、Ritziが倒産を発表しました。 Ritzi Stuttgart シュトゥットガルト中央駅前にあるRitzi Stuttgartは、創作フランス料理のレストラン。 2020年からRESTAURANT、BAR、GOURMETの3つの部門で展開しています。 シェフのBen Benasrさんはチュニジア出身。パリのベーカリーやフランス、ドイツ各地のホテルレストランなどで修行を積み、働いた経験があります。 Ritziでは2022年からミシュランガイドの1つ星を獲得、先日も2024年版に更新されたばかりでした。 Ritzi ミシュランガイド・ドイツ版 Michelin Deutschland 2024: Restaurants 破産手続きを開始 ミシュラン星を獲得して順調に思われた矢先、Stuttgarter Zeitung/シュトゥットガルト新聞がRitziの破産手続きの開始を報道。 後日、レストランの公式SNSで閉店が発表されました。 閉店日はまだ決まっておらず、それまではGOURMET部門を除き営業を続けています。 シュトゥットガルト新聞によれば、閉店は5月ではないかと予想されています。 そして破産手続きに至るまでの理由として、レストラン開店当初からのコロナ禍、建物の水害による店内改装、家賃の高騰、出資者の撤退などさまざまな困難があったとされ、 シェフのBen Benasrさんの身体の不調も関係していると伝えられています。 Ritziのお料理 ぽめすくんはRitziのバーに職場の方と何度か行ったことがあり、 また私たちの結婚記念日に2人でレストランを訪れ、コース料理をいただいたこともありました。 最後に、その時のお料理を簡単にご紹介したいと思います! 4品コースで、11月だったので秋の食材を使っています。 Black Angus Rind & Brioche 前菜から目を引くこちらは、 Black Angus Rind & Brioche / ブラックアンガス牛とブリオッシュ。 ブリオッシュの上にアンガス牛のタルタルがのって、 ペリゴール産トリュフクリームが贅沢に使われています。 分厚い木のプレートにモリモリにのせられている感じがドイツ料理のようで面白

中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜

こんにちは、いちごです。

先月、ぽめすくんの友人夫妻から自転車を中古で購入したので、自転車旅行に行くことにしました(^o^)/

今回は、前回のサイクリングの続きです♪


前回の様子





Stuttgart/シュトゥットガルトの自宅を出発してから2時間弱。

到着したのは

中世の帝国都市、Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー

です!

エスリンゲンは、シュトゥットガルトの南東部に隣接する都市。
1200年以上前の建築が残り、中世の街並みを今でも見ることができます!



そんな街の名所を、歴史とともにご紹介します♪
この日はお天気が微妙だったので、過去に訪れた時の写真も載せてあります。


Alte Zimmerei/旧材木店

Rossneckar/ロスネッカー川とRossneckarkanal/ロスネッカー運河が合流する中洲に立つ木組みの建物。

写真はAgnesbrücke/アグネス橋の上から。
ここではいつも、多くの観光客がカメラを構えています(^ ^)

中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
Alte Zimmerei/旧材木店


歴史は、1857年、August Weißinger/アウグスト・ヴァイスィンガーが、彼の工房として掘っ建て小屋をこの場所に建てたところから始まります。
1939年に彼の息子Otto/オットーがこの木組みの建物にリノベーションして、工房を家族経営に一新。
材木店は140年以上続き、1998年、4代目で閉業しました。

現在この場所にはレストランが入っています!






この中洲の反対側には、Klein-Venedig/小さなベネチアと呼ばれる場所があり、川の流れをゆっくり見ることができます。
(写真は昨年夏に訪れた時のもの)  

中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
Klein-Venedig/小さなベネチア





中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
こんなオブジェも♪







この場所は、細い路地を抜けたところにあるので見つけにくいのですが
路地に迷い込むのもちょっとワクワク♡


中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
細い路地へ…





Stadtkirche St. Dionys/聖ディオニス市教会

最初の旧材木店の写真の左に見える二つの塔は市教会です。
最初に建てられたのは777年で、現在の建物は13世紀に3度目に再建されたもの。
塔と塔を結ぶ回廊も見どころの一つ♪

中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
Stadtkirche St. Dionys/聖ディオニス市教会




Innere Brücke/内陸の橋

1286年に建てられ、ドイツで2番目に古い橋です。
橋は、イタリアからフランダース地方まで続く貿易ルートを繋いでいます。
200年以上もの間、ネッカー川の中流域で唯一の石橋であり、多くの人がこの橋を渡りました。

中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
Innere Brücke/内陸の橋

写真は橋の上の様子です。
素敵なカフェがたくさん





中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
たばこ屋さんなのに可愛すぎる!!






橋を降りた先にも中世の家がたくさん(^o^)

中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
おしゃれな街角





Schelztorturm/シェルツ門の塔

駅から旧市街方面に向かって歩いていくと、最初に目を引くのがこの塔!

中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
Schelztorturm/シェルツ門の塔

13世紀からあるこの門塔は、もともとは町の要塞の一部でした。
19世紀に入り、街が発展していくにつれて要塞は不要になり、大部分が取り壊されました。
今日、エスリンゲンに現存する要塞時代の塔はたったの3つ!!
そのうちの1つがこの塔です。


シェルツ門の塔という名前は、この近くで農場を経営していたシェルツ家に由来しています。

そして1980年代に、アーティストのHubert von der Goltz /フーベルト・フォン・デア・ゴルツがSkywalker/スカイウォーカーという塔の上を浮いているような彫像を作りました。







現在この塔の一階部分は、アイスカフェになっています!

中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
アイスカフェ






私たちもこのカフェで一休み♪

中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
カフェのテラス席







ぽめすくんはメロンとチョコミント、
私はレモンのアイス。

中世へタイムスリップ〜Esslingen am Neckar/エスリンゲン・アム・ネッカー・前編〜
アイス♡

サイクリングの疲れもふっとぶ美味しさです*)






今回はここまで。

エスリンゲンの街には、まだまだ中世を味わえるスポットがたくさん(^o^)

後編では、ドイツ最古のスパークリングワイン醸造所や、エスリンゲンを一望できる城塞に突入します!


続きはこちら




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