ドイツの無料コロナ検査が再開!
こんにちは、いちごです。
前回の記事【ドイツ・ワクチン未接種者は全面規制へ】で、
現在のドイツの新型コロナウイルスの感染状況や規制について書きました。
そしてその記事の中でも触れましたが、
ドイツで今年10月に有料化されたSchnelltest/抗原迅速検査✳︎が、再び無料で受けられるようになりました!!
✳︎Schnelltest/抗原迅速検査についてはこちらの記事から
無料のSchnelltest/抗原迅速検査(本日撮影) |
2021年、ドイツで誰もが一度は利用したであろうCovid-19 Schnelltest/コロナウイルスの抗原迅速検査。
今年の春から街中のテストセンターで誰でも無料で受けられるようになり、
その陰性証明書は、レストランやカフェ、美術館、博物館、コンサートの入場など様々な場面で欠かせないものとなりました。
しかし、夏季の感染者減少によるコロナ政策の一時的な緩和と、ワクチン接種開始により検査の需要が減り、秋には多くのテストセンターが閉鎖となりました。
10月11日からは、ワクチン接種が進んだことによりこの検査は有料化され、
3Gルール✳︎規制の中、特にワクチン未接種者にとっては金銭的な負担を強いられることになりました。
✳︎3Gルールと抗原迅速検査の有料化についてはこちらの記事より
しかし前回の記事でも書いたように、11月に入りドイツのコロナ感染者数は急激に増加。
感染拡大の原因の一つとして、抗原迅速検査が有料になり、市民がコロナ検査を気軽に受けられなくなったことが挙げられ、
先週金曜日、ドイツ政府は抗原迅速検査を再び無料にすることを発表しました。
ドイツ政府のHPより |
無料の抗原迅速検査は、この発表の翌日の11月13日から開始されました。
ワクチン接種状況に関係なく、誰でも無料で検査を受けられます。
街のコロナテストセンターは増設されるとのことです。
実際にこの週末、閉鎖されていた街のコロナセンターがいくつか再開していました!
検査が有料だった約1ヶ月間、検査料金が記されていた看板も「kostenlos /無料」に書き換えられていました。
前回の記事にも書いたように、私たちの住むBaden-Württemberg/バーデン・ヴュルテンベルク州ではコロナ規制が強化されており、
現在、レストラン・カフェ、美術館、博物館、イベントなどの入場には
PCR検査の陰性結果証明が必要で、
抗原迅速検査の陰性結果証明は無効となっています。
また今後の感染状況次第では、それぞれの入場が「2Gルール」(ワクチン接種者とコロナ感染から快復した者)に規制が強化される可能性があります。
感染者数が減り、州の警戒レベルが下がらなければ、抗原迅速検査証明は使えず意味がないという状況です(^^;
州によってコロナ対策規制に違いはありますが、
ドイツの現状の様子では、検査の無料化が感染の抑え込みに繋がるかどうかはちょっと疑問が残ります。
私の周りでは、コロコロ変わる複雑な規制に、ワクチン未接種の方だけでなく、接種した方々も疲弊してきている状態です。
レストランやお店で、「3G」や「2G」のそれぞれ証明書の提示を求められなかった、という話も聞くようになりました。
自分自身も感染に気をつけつつ、
今後のドイツ政府の政策、そして市民の動きにも注目していきたいと思います!
読んでいただきありがとうございました!
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