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ドイツで真夏日、30度を超える

こんにちは、いちごです。 私たちの住むStuttgart /シュトゥットガルトはPfingstferien /聖霊降臨祭の休暇真っ只中! そんな今週はなんと、 気温が30度を超えました! 真夏日のドイツ 今日の天気(iPhoneの天気予報より) 今月1週目までは激しい雷雨で、非常に不安定な天気が続いていたシュトゥットガルト。 しかし今週から一気に晴れとなり、気温も上昇。 昨日からは気温は30度を超え、今日も34度まで上がりました。 Baden-Württemberg /バーデン・ヴュルテンベルク州の一部地域では36度を超え、猛暑による注意報も発表されています。 今後1週間の天気(iPhoneの天気予報より) 今後の天気予報では、シュトゥットガルトでは明日から明後日にかけて雷雨となり一度気温は下がるものの、週末にかけて再び気温が上がります。 天気予報サイトWetter2.comによれば、シュトゥットガルトの6月の平均最高気温は22度。 毎年この時期はムシムシするような真夏日が続く印象はなく、外出時は羽織りものを着て、今年の夏は本当に暑くなるのかな〜と心配になったり(?)もしたのですが… 今年は本当に暑くなりそうな予感です( ̄▽ ̄;) なす(写真左手前)とトマト(写真右奥) 昨日今日はお昼前から夕方まで、外に出ると熱風が吹いている感じ。 湿気もあって、日本の夏を思い出します。 ただこの暑さのおかげで、 前回の記事 のガーデン見本市で購入したナスとトマトの苗が急成長! なすは葉っぱが手のひらサイズに大きくなり、トマトは丈がぐっと伸びました(^O^) お日さまのパワーはやはりすごい! 2週間前の苗の様子 【 ドイツのガーデン見本市で野菜の苗を買う〜GardenLife 2025〜 】 プランター Zelsius Hochbeet für Garten, Terrasse oder Balkon   (Amazonより) ストロベリームーン ストロベリームーン そして良かったことがもう一つ。 6月11日の夜、満月が綺麗に見えましたヽ(´▽`)/ 6月の満月は「strawberry moon /ストロベリームーン」と言うそう。 アメリカの先住民族の風習で、各月の満月に動物や植物、季節のイベントなどの名前をつけていました。 「いちごの満月」ならいちごも見なければと思い、一...

ドイツで最も古い美術館〜Städel Museum /シュテーデル美術館〜

こんにちは、いちごです。

前回の記事で、フランスの印象派の画家、ルノワールの特別展へ訪れたことを書きました。


この日は特別展のチケットで、美術館のすべての展示を見学することができました!

なので今回は、

Städel Museum /シュテーデル美術館の通常展示

をご紹介したいと思います!


Städel Museum /シュテーデル美術館


ドイツで最も古い美術館〜Städel Museum /シュテーデル美術館〜
Städel Museum /シュテーデル美術館

Städel Museum /シュテーデル美術館は、Frankfurt am Main /フランクフルト中央駅から電車と徒歩で10分ほどのところにあります。

銀行家で実業家でもあったJohann Friedrich Städel /ヨハン・フリードリヒ・シュテーデルが、自身で集めた絵画や彫刻品を一般公開したことをきっかけに、1815年に設立しました。
ドイツで最も古く、名高い美術館です。




シュテーデル美術館の見どころ

美術館では現在、3,100点の絵画、660点の彫刻、5,000点以上の写真と100,000点以上のデッサン、グラフィックを所蔵しており、
14世紀初頭の作品から、ルネサンス、バロック、クラシックモダン、現代アートまでの700年のヨーロッパ美術を辿ることができます。

2階(日本の3階)から1300〜1800年の作品、1階は1800〜1945年、地下2階では1945年以降の現代アートが展示されています。

作品をちょっとだけご紹介したいと思います♪


ドイツで最も古い美術館〜Städel Museum /シュテーデル美術館〜
Portrait of a Young Woman with Her Hair Down (1497)

まずはドイツの画家、Albrecht Dürer /アルブレヒト・デューラーの作品。
Nürnberg /ニュルンベルクにあるデューラーの家が有名ですよね!

この絵の女性は貴族の娘のようですが、詳細は不明です。
15世紀と私には想像もできないくらい昔に描かれた作品なのに、その完成度の高さにはいつも驚かされます。
デューラーの作品は他にも、宗教画などが展示されていました。





ドイツで最も古い美術館〜Städel Museum /シュテーデル美術館〜
Goethe in der römischen Campagna  (1787)

Johann Heinrich Wilhelm Tischbein /ヨハン・ハインリヒ・ヴィルヘルム・ティシュバインの作品で、こちらもドイツの画家です。
フランクフルト出身の文豪、Johann Wolfgang von Goethe /ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテをローマで描きました。

「北欧の住まいに、大きすぎる、一枚の美しい絵画がある」
ゲーテはローマで、この肖像画について語ったそう。

等身大で描かれているので、絵画は確かに大きい!
いつもより(?)クールなゲーテを見ることができます。






ドイツで最も古い美術館〜Städel Museum /シュテーデル美術館〜
Häuser am Ufer der Zaan (1871)

日本でも有名な Claude Monet /クロード・モネの作品。
旅をしたオランダの小さな町で、川のほとりの家を描きました。

柔らかな陽の光と、水面に映る家々がとても美しい。
とても癒される作品、家に飾りたいですね。






ドイツで最も古い美術館〜Städel Museum /シュテーデル美術館〜
無題 (1932)

Paul Klee /パウル・クレーの作品もいくつか展示されていました!
スイス出身のドイツの画家です。
クレーの作品も、日本で人気がありますよね。

無題の不思議な絵ですが、なんだか解読できそうな気もして見続けてしまいます。笑
ハンブルクの美術館にある「The Goldfish/ 金の魚」もいつか見に行ってみたい!






ドイツで最も古い美術館〜Städel Museum /シュテーデル美術館〜
Die Synagoge in Frankfurt am Main (1919)

最後はこちら、Max Beckmann /マックス・ベックマンの「フランクフルトのシナゴーグ」。
Leipzig /ライプツィヒ出身の画家です。

建物や電柱が揺れているような少し不気味なフランクフルトの街の絵は、第一次世界大戦後の不穏な様子を表しています。
この後、ヒトラーの芸術弾圧によりベックマンの作品は「退廃芸術」とみなされて没収。
ベックマンはこのフランクフルト・Städelschule /シュテーデル学院で教授をしていましたが、職を失うことになります。
そしてオランダ、最終的にはアメリカに亡命し、マンハッタンで死去します。

歴史的な背景を知ると、絵画もまた違うように見えてきます。
多くのベックマンの作品がこの美術館に展示されています。



シュテーデル美術館では他にも、ティエポロやフェルメール、ピカソなど有名な画家の作品が展示されています。
見応えがあり展示数も多いので、じっくり見るなら1日はかかりますが、そんな贅沢な時間を過ごせるのも美術館のいいところ。

ドイツ旅行の際、またドイツ在住の方も、是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか?
フランクフルト観光におすすめですよ♪


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