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ドイツの黒い森でさくらんぼケーキを食べる〜シュヴァルツヴァルト・ミュージアム/Schwarzwald Museum 〜

こんにちは、いちごです。 私たちの住むBaden-Württemberg/ バーデン・ヴュルテンベルク州では昨日から、Pfingstferien/ 聖霊降臨祭休暇が始まりました! 学校などは今月いっぱいまで2週間のお休みです。 そこで今回からは、私たちの最近の旅行記もかねて、 Stuttgart /シュトゥットガルトから日帰りできるおすすめの観光・お出かけスポットをいくつかご紹介していきたいと思いますヽ(´▽`)/ まずは先月、ぽめすくんとお友達と一緒に小旅行をした時のお話。 黒い森・シュヴァルツヴァルトでランチしました♪ 黒い森・シュヴァルツヴァルトの町 Triberg /トリベルク Triberg /トリベルク 訪れたのはシュトゥットガルトから車で1時間半の、Triberg /トリベルクという小さな町。 南北に約160kmに延びる シュヴァルツヴァルト /Schwarzwald の真ん中あたりに位置しています。 カッコウ時計&おみやげ屋さん トリベルクはカッコウ時計(鳩時計)の街として知られています。 通りの建物の壁には時計の絵や木彫りの装飾、そして大きな本物の時計があちこちに見られ、とても可愛い町です。 巨大な木彫りの時計 日曜日でしたが、ここのおみやげ屋さんは開いていました。 店内には、 シュヴァルツヴァルトオリジナルの カッコウ時計がたくさん! 時計は職人さんたちによる昔ながらの木彫りでつくられ、重厚感のある屋根の下、小さな人や動物、植物たちののどかな暮らしの様子が表されています。 とても高級ですが、いつか1つ、部屋の壁に掛けてみたいですね(^ ^) 黒い森産のカッコウ時計 Schwarzwald Palast Kuckucksuhr (クリックでAmazon.deのページへ移動します) 黒い森から流れる小川 またこの町には、ドイツで最も高い滝、Triberger Wasserfälle /トリベルクの滝があります。 その高さは163m、7段の段差を水が落ちていくそうです。 シュヴァルツヴァルト・ミュージアム/Schwarzwald Museum そして、今回の目的地はこちら。 むむっ!? 化け物2匹・・? 不気味なライトアップ あっちにもこっちにも、変な化け物がたくさん! しかも以前どこかでお見かけしたような・・? シュヴァルツヴァルト・ミュージアム/S

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜

こんにちは、いちごです。

今月中旬、ぽめすくんと

Blautopf/ブラウトプフ

という青い泉を見に行きました!

この泉は、バーデン・ヴュルテンベルク州の東部、Blaubeuren/ブラウボイレンという街にあります。



今年の4月にもこの泉を見に訪れましたが、当時はコロナパンデミック真っ只中。
観光客を抑えるためか入口が封鎖され、泉を見ることはできませんでした(>_<)



ですが、泉のあるブラウボイレンはジブリの世界のような可愛い街で、木組みの家をたくさん見ることができます!
街歩きだけでも十分楽しめました♪

前回訪れたときの記事はこちら




今回こそは美しい泉を見るべく、下調べをして天気も確認して、出発しました!




泉に到着すると、平日だったためかお客さんはまばら。

水は2段に分かれていて、青い泉は奥側にあります。

手前の水も透き通っていてとても綺麗

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
教会側の景色










地面がばっちり見えるくらいの透明度の高さ!

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
綺麗な水

 青い泉はもっと綺麗なんだろうな〜とワクワク♪








そして、お土産屋さんと鍛冶屋さんを通り抜けたところに、青い泉があります。

この奥の段です。

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
青い泉の前










ここを覗くと、、
美しすぎる青い泉が!!

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
青い、青すぎる!!






ブラウトプフは、ドイツ最大のカルスト泉のひとつ。
ここから22km先のドナウ川に流れていきます。

水深は、もっとも深いところで22m
そこにはBlautopfhöhle/ブラウトプフ洞窟という水中洞窟があり、一部には空気がある場所も。

現在、その洞窟は11km先まで発見されていて、その先はまだ見つけられていません。
まだまだ謎が多く、神秘的(//∇//)



魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
木や植物の青さが混じり合って美しい一枚に。






Blautopf(ブラウトプフ)は、翻訳するとblau=青い、Topf =鍋、壺という意味。



泉の青さは、水中の石灰粒子のレイリー散乱と呼ばれる光の分散の現象から引き起こされています。

このあたりのSchwäbische Alb/シュヴェービッシェ・アルプ地方のAlbhochfläche/アルプ高原に降った雨が、地中の自然洞窟を辿ってこの泉から湧き出します。
この高原が石灰岩でできているため、湧水に多くの石灰粒子が含まれるそうです。





見る方角によって少しずつ青の濃さが変わるのは、太陽の光の角度によって反射の見え方が変わるからなのかな?


魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
濃い青色





雨が降らない日が続くと青の濃さが増すそうです。
私たちが行った時には2週間以上雨が降っていなかったので、とっても青い!
天気も良く、いいタイミングでした



しかし晴天続きで、暑さも続いたためか、
水位はというと、、

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
水位計

全然ない∑(Д)


水が透明すぎてわかりづらいのですが、
水位計の右横に浮かんでいる葉っぱを見ていただけるとわかります!
(写真はクリックすると拡大します)






電光掲示板にも表示されていました!

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
電光掲示板

表示の部分が途切れていますが、

水位 03 cm
湧水量 0726 リットル/




その下には、これまでの湧水量が書かれています。

最大:32,670 リットル/
平均: 2,280 リットル/
最小: 250 リットル/


つまりこの日は、平均湧水量よりもかなり低かったようです!





青い泉と下の段との境目は小さな滝のようになっているのですが、

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
境目の段差

カラカラでした笑






ちなみに前回撮った写真(4)

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
4月の様子

段差の部分に水しぶきが立ち、水が流れているのがわかります。

Albhochfläche/アルプ高原に降った雨がこの泉に湧くまでは、数日しかかからないそう。
2週間も降ってなければ水も湧きませんね(^^;)






そしてこの泉には、「die schöne Lau/美しいラウ」という人魚伝説があります。
泉の入口には、その女性がモデルになった石像があります。

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
die schöne Lau/美しいラウの像


die schöne Lau/美しいラウ」の人魚伝説はこちらから
(クリックでAmazon.deのページへ移動します)







この青い泉を見ていると、本当に魔法にかけられたような、人魚がいそうな雰囲気があります。

私のお気に入りの一枚。

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
綺麗♪

私たちはStuttgart /シュトゥットガルトから車で1時間ちょっとで行きましたが、
電車だと1時間半ほど、Ulm/ウルムの街からであれば電車で10分で行くことができます!


日本のガイドブックには載っていないような小さな街ですが、
ブラウトプフは生で見る価値があります!!

最初にも書きましたが、ブラウボイレンの街歩きもオススメです♪







✳︎おまけ

たまたま写真に写った、泉を眺めるご夫婦。

魔法にかけられた青い泉〜Blautopf/ブラウトプフ〜
ご夫婦

お二人とも服が青色!笑

用意してきたのか、偶然だったのか、奇跡の一枚です(^o^)




次回は、泉のそばのHammerschmiede/ 鍛冶屋さんを見学したので、その様子を書きたいと思います♪


続きはこちら



関連書籍(クリックでAmazon.deのページへ移動します)

・青い泉「Blautopf/ブラウトプフ」について



読んでいただきありがとうございました!

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