ドイツの皮膚科に行ってみた〜Dermatologe/Hautarzt〜
こんにちは、いちごです。
先日、
初めてドイツの皮膚科を受診しました!
以前の記事でホームドクター/Hausarztを受診した際、
乾燥肌のせいなのか、いくつか湿疹ができていたので相談していました。
その時に皮膚科の紹介状を書いてもらっていたのですが、それ以降特に問題がなかったので(自己判断で)数ヶ月放置していました…笑
ところが最近になって、その湿疹が急増!
流石に気になったので皮膚科へ行くことにしました(°_°)
今回は私が実際に体験したことを踏まえて、ドイツの皮膚科受診の流れとその内容について書いていきたいと思います!
内容に関しては、症状や病院、担当医によって異なりますので、参考程度に読んでいただければと思います(^ ^)
皮膚科へ行く前に
ドイツにはHausarzt /ホームドクター(家庭医・かかりつけ医)制度があり、
基本的に歯科、婦人科以外は、まず自分のホームドクターに診てもらわなければいけません。
そこで紹介状を書いてもらってから、はじめて専門医院や大学病院を受診することができます。
Private Krankenversicherung /プライベートの健康保険に加入している場合は、直接専門医で診てもらえることもあります。
ドイツの病院制度とホームドクター予約の流れ
ホームドクター受診の記録
ドイツの公的保険について
皮膚科探し
ホームドクターからは、紹介状1枚と、提携している皮膚科のリストを受け取っていました。
最初は友人に良い皮膚科を知らないか聞いてみたり、インターネットのシュトゥットガルト掲示板(日本語)で検索したりしましたが、いい情報は見つからず。
むしろ皮膚科はすぐの予約が取れないから、薬局で薬剤師さんから薬をもらうほうが早いし効く、と書かれていたり。笑
でもドイツでは、基本的な治療は無料で受けられます。
保険料払ってるんだし、せっかくならお医者さんに診てもらいたい…!
結局、Googleマップの口コミと、Jamedaというドイツのお医者さんの口コミサイトで、皮膚科リストに記載されていた病院を調べました。
皮膚科はドイツ語で「Dermatologe」または「Hautarzt」で調べることができます。
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Jamedaのサイトより |
いろいろ悩みましたが、個人の開業医院はやめて、複数人の先生がいる病院に絞りました。
理由としては、私のイメージですが、
先生が一人しかいない病院だと予約がなかなか取れなさそう、
そして万が一、難しい病気だった時や担当医があまり良くなかった時、大きい病院であれば別の先生に診てもらえるチャンスがあって安心かなと思ったからです。
また私の診察内容とは関係ないですが、皮膚科のホームページを見ていて思ったのは、
普通の皮膚科でも、美容系の皮膚治療に力を入れているところが多かったこと。
日本だと、医療皮膚科と美容皮膚科の病院は完全に分かれていると思いますが、
今回調べた多くの病院では、治療項目のメインにしみやニキビなどの悩みを解消できるといったものがあり、美容テラピーや整形を受けられるところもあって驚きました。
皮膚科の予約
ドイツの病院は基本的にどこも予約制です。
ドイツでは、公的保険よりもプライベート保険に加入しているほうが予約が優遇されると言いますが、それは事実なようで…
診療予約の電話番号がプライベート保険加入者と公的保険加入者で異なっていたり、
オンライン予約の申請ページが分かれていたりしました(^^;
私が最初に選んだ皮膚科は電話予約のみだったので、公的保険加入者用の電話番号にかけてみましたが…
症状と加入の保険会社を聞かれた後、予約がいっぱいで受け付けられないと断られてしまいました(T_T)
もし私がプライベート保険に入っていたら、対応は変わっていたのかもしれません。
頑張ってドイツ語で電話したのに…泣
気を取り直し、第二候補の病院を予約することに。
こちらはオンラインで予約ができました。
診察内容と加入保険、診てもらいたいお医者さんの名前を選択すると日程が出てきます。
その病院の口コミでは特にお医者さんに関する悪い評価はなかったので、「一番早い予約日の医者」を選択しました。
その結果、予約できるのはなんと2ヶ月後の日付(°▽°)
それまでに症状が悪化したらどうしてくれるんじゃーー!!
ということで、一旦予約は諦めました。笑
薬局に行って適当な薬を買ってみようかな〜とも思いましたが…
しかし数時間後、試しにもう一度予約日を検索してみると、なんと翌日に一つ空きがありました!!しかも女性の先生。
その時間なら行ける!となり、個人情報などを入力し、ホームドクターからの紹介状を添付。
無事に予約を獲得することができました。
皮膚科受診
予約の15分前に来てくださいと書かれていたので、その時間に到着しました。
紹介状は自分で持っているように言われました。
待合室で5分ほど待つと、名前を呼ばれて診察室へ。
先生は、クールな感じのかっこいい女性でした。
症状を説明し、ルーペのようなもので湿疹を見てもらいました。
痛みや痒みはあるかと聞かれたので、肌が乾燥してる時に痒くなることがある、と答えました。
アレルギーや持病について聞かれ、先生がパソコンに入力。
処方する薬と乾燥肌用のクリームについて説明があり、3ヶ月後にまた来るようにと言われて診察は終了しました。
そのまま受付で次回の予約を取り、病院を出ました。
診察にかかった時間は、たった5分(°▽°)
病院に滞在していた時間は、計15分でした。
私の湿疹がよほど軽症なものだったのか?
それとも担当医があまり良くなかった?(でも話している感じは優しくて、良い人でした。)
薬の使い方を聞くのに必死で、何の病気だったのか聞くのも忘れましたが、変な病気ではなかったのだと思います。
とりあえず、処方された薬を使って様子を見ることにします。
順調に終わったと思われた皮膚科受診。
病院では支払いはなく済みましたが、
この後薬局で、想像もしない額を支払うことに…!?
続きはまた次回書きたいと思います!
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