人生初カエルを食べ、ヤクザに会うの巻〜台湾・台中港町編〜
こんにちは、いちごです。
前回の記事で、いちごとぽめすが一時帰国に訪れた台湾旅行の台中市内観光について書きましたヽ(´▽`)/
今回はその続き。
台湾の記録・台中港町編です♪
梧棲観光漁港
高美湿地の近くに有名な漁港があるということで連れて行ってもらいました!
台中市清水区にある梧棲観光漁港は、この地域の漁業発展のため台湾政府によって整備されました。
魚市場や飲食屋台、レストランがあるほか、観光漁船などレジャーも楽しめます。
私たちは魚市場を覗いてきました!
日本の魚市場とはまたちょっと違う雰囲気。
魚介の種類もさまざまで、日本であまり見ないようなお魚も。
綺麗に光る魚たちがずらーっと積まれ、
(中国語で)「全部新鮮だよー」と、お店の人たちの声があちこちから聞こえます。
また大きなカニがまるまる水槽に入って泳いでいたり!
生きている魚介を選んで購入できるのもこの市場の魅力です♪
ここで魚を購入し市場隣接のレストランに持って行くと調理してくれるそう!
レストランの前では店員たちが次々にお客さんを勧誘しており、すごく賑やかでした(°▽°)
鹿港は食べ歩きも楽しい街!
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文興宮 |
市場の奥には小さなお寺があって、海の神様たちが祀られています。
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香香烤魷魚 |
市場の外にも屋台が並んでいます。
「香香烤魷魚」というお店でイカ焼きを注文。
お店のおじさんがその場で焼いてくれますヽ(´▽`)/
香ばしいにおいがたまらない、大きく立派なイカでした!
海鮮レストラン・梧棲來來海鮮餐廳
梧棲観光漁港から車で15分ほど移動し、お友達おすすめの梧棲來來海鮮餐廳という海鮮料理レストランでランチをすることに。
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梧棲來來海鮮餐廳 |
レストランというよりは広々としたホールで、円形の大きなテーブルがいっぱいあり、結婚式やパーティー会場としても利用できるそうです。
外国人観光客は行かないような、現地のレストランという感じ。本場の雰囲気にワクワクです(^O^)
いちごとぽめすは台湾の海鮮料理をよく知らないので、お友達がいろいろと注文してくれました!
その中でもドイツや日本であまり見ないお料理をご紹介していきます♪
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豬耳朵 |
最初にお通しのような感じで出てきたのが豬耳朵。豚の耳の炒め物です!
豚の耳を想像してみましたが、大きな豚さんの顔が最初に思い浮かんでちょっと怖くなりました( ̄▽ ̄;)
(そして豚の耳がどんなものだったか思い出せず。逆に想像すると食べれなくなるかもしれないですね。笑)
でもそのお味は、コリコリしていて美味しい!いいおつまみになりそうです。笑
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蟹黃娃娃菜 |
前菜は、蟹黃娃娃菜。
娃娃菜というミニ白菜の上に輝くオレンジ色のものは蟹黃、カニの卵巣の部分です。
カニの卵巣…と言われてもやっぱり想像できないので、とりあえず食べてみると・・
ドロドロとした蟹黃は、強い色に比べて優しい塩味。ミニ白菜の甘味にマッチしています。
これまでの台湾料理は油が多めで濃い味が多かったので、久しぶりにホッとしたお料理(?)でした( ´ ▽ ` )
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三點蟹 |
メイン料理にはカニさん!
三點蟹は日本ではジャノメガザミというそう。甲羅の三つの斑点が特徴です。
手足が細くあまり身はないのですが、なんとか取り出して食べました。
お味はちょっと泥臭い感じかな(OvO)
でもドイツでカニはなかなか食べれないので、大事にいただきました!!
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油淋田雞 |
そしてこちらは人生初の食べ物。
一見、普通の肉料理ですが、、、カエルです!!
日本のバラエティ番組で芸人さんがすごい顔をしながら挑戦するイメージでしたが、まさか自分が食べることになるとは思ってもいませんでした。笑
まだ幸いなことにカエルの形がリアルに残っていないので、勇気をふりしぼって口に入れてみました!!
お味は鶏肉に似て、ちょっと弾力があります。
意外と臭みやクセがなく、食べやすい!新しい発見でした!!
珍しいお料理に挑戦したドキドキのランチ。笑
いちごは昔はちょっと突飛な(?)新しい食べ物は絶対食べないタイプだったのですが、海外に住み、台湾旅行も2回目で、自然と鍛えられたようです。笑
とても面白い経験ができ、自分の成長も感じられました(//∇//)
鹿港天后宮
最後は、いちごが今回の台湾旅行で一番気に入った街。
台中市から車で1時間ほど南へ行ったところ、彰化県にある鹿港/ルーガンです。
まずは鹿港天后宮というお寺へ。
門をくぐるとスーツを着た男性たちとそれを見守るように警察官らしき人たちがいて、なんだか物々しい雰囲気。
実はちょうど、ヤクザさん(台湾マフィア)たちがお参りしているところだったのです!!
台中にはヤクザがいっぱいいるとは聞いていましたが、
まさか本物を見てしまうとは・・びっくりです。
最近、ヤクザが主役の漫画のYouTubeを見ているので、抗争が起きるのではないかとめちゃめちゃビビるいちごとぽめす・・
でも台湾人のお友達曰く、ヤクザさんは信仰心が強いのでお寺で暴れることはまずないだろうとのこと。
この時も何もなく、ヤクザさんたちは静かにお寺を去って行きました。
気を取り直して(笑)、
鹿港天后宮は海の守り神である媽祖(まそ)が祀られており、1591年に創建され、400年以上という台湾でも長い歴史を持つ媽祖廟です。
1936年の再建により現在の姿となりました。
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八卦藻井 |
鹿港天后宮には高度な建築技術が用いられており、例えばこの八卦藻井と呼ばれる天井もその一つ。
釘を使わずに蜘蛛の巣のように精巧に組み上げられ、最も格式の高い建築方法です。
建物の細部の装飾まで美しく興味深い造りになっています。
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お守りガチャガチャ |
お寺の中にこんなガチャガチャが置かれていました。
お守りストラップが出るというので、ぽめすくんが回してみることに。
どんなありがたいお言葉がいただけるのかと思いきや・・
100点のストラップ(°▽°)!!
学業成就ということでしょうか?
なんの説明書もなく、他の種類のストラップがどんなデザインかもわからないまま、みんなで大笑いしました。笑
鹿港老街
鹿港の旧市街、鹿港老街にはジグザグに続く赤レンガの路地に独特なデザインの古い家屋が並んでいます。
伝統的な工芸品や食べ物屋さんやお土産屋さん、普通の民家も見られます。
路地に入ってすぐに見つけたお店。
気になったので覗いてみると・・
なんとここは、昔ながらのゲームセンターでした!
表のちょうちんの「施」の意味はわからず。笑
木製のパチンコ台があったので、試しに遊んでみることに!
点数次第では景品としてソーセージがもらえます(^O^)
点数次第では景品としてソーセージがもらえます(^O^)
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パインアメをゲット |
みんなで力を合わせて一回ずつ玉を打ちましたが、思うような結果にならず・・
ソーセージは獲得できませんでしたが、パインアメをもらいました!
しかもパッケージには日本語。笑
ちょうちんが華やかなお土産屋さんがあったり・・
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看板ねこ |
猫ちゃんが眠たそうに店番をしていたり。笑
観光客も少なくのんびりした空気が流れています( ´ ▽ ` )
鹿港グルメ
街の名物やグルメをご紹介します♪
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肉圓/バーワン |
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」で、千尋のお父さんが屋台で勢いよく食べていたお料理、これは台湾料理の肉圓/バーワンではないかと言われています。
肉圓はここ彰化県が発祥で、豚肉やたけのこなどを混ぜた肉の餡をさつまいもでんぷんや米粉、片栗粉などで作った生地に包んだものです。
屋台で食べてみました!
映画で見た時は胃がもたれそうな脂っこいお肉(当時外側のぶよぶよはお肉の脂身だと思っていた)を想像していましたが、実際はそうではありませんでした!
ただいちごにとっては「アニメ中の謎の肉」というイメージが強すぎて、弾力のあるモチモチの生地がちょっと奇妙な感覚。
このまま食べ続けたら豚になってしまうのではないか、とちょっと怖くなって二口くらいでやめました(・・;)
千と千尋は幼稚園の時に見て、いまだにトラウマなのです。笑
(ぽめすくんと一緒に一皿注文したので、残りはぽめすくんが食べました。)
反対にぽめすくんは映画の影響で肉圓を食べるのが夢だったそうで、とても嬉しそうでした♪
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調理中 |
映画で見たような、色濃くテカっているお肉や食材たち。
アニメの世界の食べ物だとばかり思っていたので、実在するんだとびっくり!
いいものが見れました(^ ^)
ドイツの千と千尋グッズも可愛い
(Amazonより)
こちらの屋台では虱目魚丸湯、魚のつみれのスープをいただきます。
柔らかいつみれに日本人の口にも合う出汁のきいた良い味です♪
風が強くて寒かったので体が温まりました。
食べた後は、使った串をこの的に投げます!!
占いのようになっていて、叶えたい願いの文字に向けて投げ、うまく刺されば願いが叶うとのこと。
しかしここでいちご、運動神経の悪さを発揮!笑
何度投げてもどこにも刺さりません( ;∀;)
しまいには店員さんが出てきてコツを教えてくださったのですが、的の目の前まで来ても刺さらず、結局諦めて投げずに直接刺しました。恥ずかしい。笑
でもお客さんが最後まで楽しめる面白いアイデアです!
いろいろ食べ歩きしつつ、お店で軽くランチも食べました!
通りでお店のおばちゃんの熱烈な勧誘を受け、三姉妹蚵仔煎という店に入りました。
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台湾料理いろいろ |
魯肉飯/ルーローファン(甘辛いタレにつけた豚肉をご飯にかけたもの)、
エビの揚げ物、
エビチャーハン、
店名にもなっている蚵仔煎/オアチェン(牡蠣のオムレツ)などなど。
台湾料理のレシピ集
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貢丸湯 |
そして貢丸湯。肉団子のスープです。
魚のつみれと違い、かまぼこのような強い弾力。噛むたびにキュッと音が鳴ります。
お店のおばちゃんもとても優しく、ローカルなお店の雰囲気を感じられました!
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麺茶 |
鹿港老街に戻り、鹿港の伝統食、麺茶を注文しました!
麺茶は、小麦粉からできている「麺粉」をお湯やミルクでといたものです。
見た目も味もきな粉に似てて、そこに砂糖を足したり、胡麻やネギを入れたり。粉をよくかき混ぜて食べます。
暑い時期は冷たい水で溶いたり、かき氷にトッピングしたりするそうです。
食材の組み合わせ次第で甘くもしょっぱくもなり、
お茶なのかスープなのか、デザートなのか主食なのか、はっきり定義できないのがまた面白い!
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烏魚子 |
最後は烏魚子/カラスミ!
朝からお店の前で干してあったカラスミを、おばあさんが一つ一つ丁寧に炙り、カットしてくださいます。
一袋完成するまでとてもゆっくりなのでお店の前にはお客さんの行列ができていましたが、みなさん優しくおばあさんを見守っています(^ ^)
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濃厚! |
干したて炙りたてのカラスミはあったかく、塩が効いて濃厚ですごく美味しかったです!
風情ある街の美味しいカラスミ、一生忘れられない味になることでしょう。
摸乳巷
鹿港で最後に訪れたのは、「摸乳巷」という看板の立つ場所。
日本語で、「胸を触る道」(°▽°)
どういうことなのかというと・・
最も狭い場所では幅70cmしかないそう。
「摸乳巷」の名前の由来は、「その狭さから男女二人がすれ違う時に女性の胸が男性に当たり、気まずくなるから」だとか。笑
もともとは防火用の通路ですが、この地域は海からの強風を防ぐため家々の距離が近く密集しており、こんなに狭い道になったのだとか。
名前のせいなのか?今や観光名所の一つとなっています(°▽°)
狭い道といえば、ドイツのギネス記録の道を思い出しますね。笑
広大な自然と海に新鮮な海鮮料理に印象的な食べ物の数々、
鹿港のどこか懐かしさを感じる町並みに、地元の人たちの優しさ。
素敵な思い出がたくさんできて本当にいいところでした♡
公共交通機関で行くには少し大変ですが、それでも是非おすすめしたい場所です!
さて次回は最終回、台南へ行ってきます!
読んでいただきありがとうございました!

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