こんにちは、いちごです。
今日は日本の衆議院議員選挙の投票日ですね(^ ^)
ドイツに住む私とぽめすくんも先週、
在外選挙制度を利用して投票してきました!
|
在外公館のあるミュンヘンへ! |
在外選挙制度
「在外選挙制度」とは、外国で国政選挙に投票できる制度のことです。
日本国籍を持つ18歳以上の有権者は、在外選挙人名簿に登録すると在外選挙人証を取得することができ、海外から投票ができます。
この制度では、
の3種類の投票方法があります。
私たちはちょうど予定が合ったので、ミュンヘンの総領事館で投票(在外公館投票)することにしました!
在外選挙人証の詳細はこちらの記事から
在外選挙人証の申請方法はこちらの記事から
在外公館投票
在外公館での投票は、投票用紙を日本のそれぞれの選挙区に郵送するため、
投票期間が日本の投票日より1週間ほど早く設けられます。
私たちが住むStuttgart/シュトゥットガルトを管轄する在外公館は在ミュンヘン日本国総領事館で、
今回の投票期間は、
10月20日(水)から24日(日)の5日間、
投票時間は9時30分〜17時でした。
(投票期間、投票時間は在外公館により異なります)
現在、コロナウイルス対策のため総領事館での手続きは予約制となっていますが、投票の際は必要ありませんでした。
ドイツのコロナ政策の3Gルール✳︎等もありません。
在外選挙の投票所へ
私たちは土曜日の午前中にミュンヘンへ到着し、お昼の12時前に総領事館へ行きました。
|
在ミュンヘン日本国総領事館前 |
総領事館前は紅葉がとても綺麗でした!
入り口では、多くの日本人の方を見かけました。
|
入り口前の投票所の張り紙 |
日本の投票所のように大きな看板はありませんが、ドアには投票所を示す張り紙がありました。
|
外のインターフォン |
まずは外のインターフォンを押し、在外投票に来たことを伝えます。ビルに入り、在外公館のドアの前でもう一度インターフォンを押して、部屋の中へ。
荷物検査と金属探知機のゲートを通り、投票手続き開始です!
在外公館投票の手順
1.本人確認
パスポートと在外選挙人証を提示して本人確認をしてもらいます。
|
持ち物はパスポートと在外選挙人証のみ! |
2.選挙管理委員会宛の封筒作成
投票用紙を選挙区に郵送するため、専用の封筒に自分の選挙管理委員会の住所を記入します。
3.投票用紙請求書の記入、投票用紙を受け取る
投票用紙の請求書を記入します。
それを担当の職員さんへ提出し、確認ができたら投票用紙と投票用紙を入れる専用の封筒を受け取ります。
在外選挙で投票できるのは小選挙区と比例区なので、合計2枚の投票用紙をもらいます。
投票用紙は1枚ずつ、封筒を二重にして入れるので、全部で4枚の封筒を受け取ります。
ちなみに、最高裁判官の国民審査には投票できません。
4.投票用紙を記入しそれぞれの封筒に入れる
日本の投票所のように仕切りのある机が設置されているので、そこで投票用紙に記入をします。
各選挙区の候補者名簿をもらえるので、それを見ながら書くことができます。
小選挙区と比例区のそれぞれの投票用紙を別々に、小さな封筒に二重に入れ、自分で封をします。
5.選管宛の封筒へ入れ、投票
投票用紙の入ったそれぞれの封筒を担当者に提出し、はじめに作成した選管宛の封筒に入れてもらいます。
封を閉じて、投票完了です!
投票を完了すると、在外選挙人証の裏面に証明のスタンプが押されます。
|
投票の証明(前回の参議院選挙にて) |
(投票後、私たちは引っ越しによる住所変更手続きで在外選挙人証を在外公館に提出したため、今回の選挙の投票証明スタンプの写真が撮れませんでした(^^;))
土曜日ということもあり、投票所には多くの方が来ていました。
投票にかかった時間は待ち時間も含めて10分ほど。
日本で投票するよりは手順が複雑ですが、細かいところまで職員さんが優しく教えてくださったので安心でした(^ ^)
私にとっては、2019年の参議院選挙に続き2回目の在外公館投票でした。
投票自体はスムーズにできましたが、やはり大変なのは、シュトゥットガルトから総領事館のあるミュンヘンまでの移動です。
今回は電車で行きましたが、かかった時間は往復で5時間。電車代も安くはありません。
自宅から郵送投票をする方法もありますが、国際郵送に時間がかかり、実際には投票日までに間に合わないという話も。
確実に届けるには、在外公館投票しかありません。
交通費も時間もかけずに投票できた東京が、どれだけ贅沢な場所だったか気づかされました。
また実際のところ、自分の選挙区に私が投票したいと思う候補者はいませんでした。
私の選挙区では、何十年も前から当選し続けている与党議員の方がいます。
経歴も素晴らしく、地域のためにも活動してくださってきましたが、その方ももう70歳代後半です。
とてもじゃないですが、20代の私の気持ちをわかってもらえるとは思えません。
ドイツ在住の私が国政についてとやかく言える立場でもないことはわかっていますが、やはり若い議員さんに世代交代してほしいと思うのが正直なところです。
また選挙区の他の候補者も、勝てる余地がないと諦めたように年配の方ばかりで、
1番若くて60歳代の方でした。
しかし選挙結果として発表されるのは、
誰に何票入ったか。
その投票数だけです。
投票したい候補者がいないからと、
投票に行かなかったり無効票にしてしまったら、
選挙結果には何も反映されません。
つまり結果的に、与党議員の方の連続当選に「賛成」したことになってしまいます。
その方の当選へ「反対」という気持ちを込めて、言い方は良くないですが、ほとんど消去法で決めた候補者へ一票を入れました。
1日がかりでのミュンヘンでの在外投票。
投票したい候補者はいなかったけれど、それでも投票した意味があると信じています。
2022年は参院選に投票です。
読んでいただきありがとうございました!
「にほんブログ村」ランキングに参加中です(^O^)
にほんブログ村
コメント
コメントを投稿
iOS端末(MacやiPhone)でのコメントの投稿は、システム上ページ に反映されない場合がございます。ご了承下さい。