ドイツの乗り物テーマパークが凄すぎた〜ジンスハイム技術博物館/Technik Museum Sinsheim ホール1〜
こんにちは、いちごです。
先月から、私たちの最近の旅行記もかねて、 Stuttgart /シュトゥットガルトから日帰りできる観光・お出かけスポットをご紹介していますヽ(´▽`)/
〜お出かけ情報〜
Triberg /トリベルク・黒い森
Titisee /ティティゼー・黒い森
Hamburger Fischmarkt /フィッシュマルクト・Stuttgart /シュトゥットガルト
〜〜〜〜〜〜〜〜
今回は、
Technik Museum Sinsheim /ジンスハイム技術博物館(Halle 1 /ホール1)
へ行ってきました!
Technik Museum Sinsheim/ジンスハイム技術博物館
Technik Museum Sinsheim / ジンスハイム技術博物館は、シュトゥットガルトから車で1時間ほど北上したジンスハイムという町にあります。
車、飛行機、機関車、バイク、自転車、戦車などの乗り物や自動演奏の楽器などが展示されており、見るだけでなく、触って、乗って、動かしたり、遊んだりもできる機械のテーマパークです(°▽°)
大人もこどもも、乗り物に詳しくない方でも楽しめます。
今回はそんな見どころいっぱいのミュージアムをご紹介します♪
4月中旬、私とぽめすくんは、仲良しの友人夫婦と一緒にこの博物館に訪れました。
友達の1人は、シュトゥットガルトの大学院で機械工学を学んだエンジニアの卵。
機械に詳しく、また戦車が好きということで、案内してくれることになりました(^o^)
駐車場へ着くと、この眺め。笑
大きな飛行機があちこちに見えます。全部本物です!
入口はこちらの建物。
北欧の大型家具屋さんみたいなデザイン。
チケットは
大人 22€
5−14歳のこども17€
4歳以下 無料
また映画館もあり、3D映画のチケット一枚付きで
大人 28€
5−14歳のこども23€
4歳以下 無料
映画館のみのチケットや、ホテルもあるので2日間入場チケットもあります。
私たちは博物館のみのチケットを購入しました。
クラシックカー、カスタムカー、アメリカ車
博物館は大きな二つのホールに分かれています。
今回は、チケット売り場のあるHalle 1 /ホール1をご紹介します!
たくさんの車、天井には飛行機、壁にはバイク。
特に乗り物好きでもないいちごでも、入った瞬間に、「おーー!!」とテンションが上がりました(°▽°)
一つの景色に情報量が多すぎる!!笑
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Ford Model T / T型フォード |
Ford Model T/ T型フォードは世界で初めてベルトコンベア式の生産ラインで作られ、車の大量生産を実現させました。
この生産方式は、今日の自動車産業のベースになったと言われています。
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デモリッションダービー出場車両? |
モータースポーツの一種であるDemolition Derby /デモリッションダービーの車。
主にアメリカで行われる大会で、廃車をぶつけ合い、動けなくなったら負けというルールです。
YouTubeなどで大会を見ることができますが、なかなか激しいぶつかり合いで最後は車がぺちゃんこになります(°▽°)
この車はそんな勇気のある戦士の1人(1台)です!
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Monstertruck /モンスタートラック |
Monstertruck /モンスタートラックは、直径66インチ(約1.7メートル)のタイヤを装着したまさにモンスターのような巨大な車です。
こちらも主にアメリカで、この車がジャンプやウィリー走行(前輪を宙に浮かせて後輪だけで走行すること)などを披露する大会があります。
ミニカーでしか見たことないような車をこんなに近くで見れるのは珍しい!
ぽめすくんの身長より大きく、止まっていても迫力満点です。
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Jeep CJ-7/ジープ |
大工のNorbert Arnoldさんと彼の友人たちが、可能な限り木材を使ってジープを作りました。
2007〜2011年の4年間、仕事終わりの時間や週末だけの約4000時間で、30,000ユーロを費やしたそう。
運転席には「FOR SALE」の文字!
買えるらしいです(°▽°)
アメリカ車が天井まで積まれています。
これもまたすごい眺めです・・
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Chevrolet Corvette /シボレー・コルベット |
スポーツカーのChevrolet Corvette /シボレー・コルベット。
どのカラーもイケてる!!
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Cadillac Eldorado Biarritz |
高級車キャデラック。
1950年代のアメリカの最新技術が詰まった車です。
その美しいフォルムとタイヤのホワイトリボン(白のライン)には見惚れてしまいます。
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American Dream Cars |
まさにアメリカン・ドリーム、夢を見させてくれるような空間です(^o^)
農耕車、作業車
お次は古いトラクターや作業車、トラック。
やはりドイツなので、ビールのトラックがたくさんありました!
Löwenbräuはミュンヘンの有名なビールの醸造所。
青と黄色のカラーが素敵。
正方形な窓がレトロで可愛いです。
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Distelhäuser brauerei |
こちらもドイツビールのDistelhäuser brauerei。
ビール樽を運ぶお兄さんの前髪の荒ぶり具合が、仕事の大変さを物語っています・・
お仕事お疲れ様です!
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Opel Blitz LKW mit Holzvergaser |
1944年製造のOpel /オペルのBlitzというこのトラックの燃料は、ガソリンではなく木炭!
第二次世界大戦末期のこの時期、ドイツではガソリンが不足していました。
なので戦闘部隊用でない車は資源節約のために、ガソリンエンジンの代わりに木炭ガス発生装置が取り付けられていました。
写真のトラック座席部分のすぐ後ろに付いている黒い筒が、木炭を入れるところ。
日本でも戦時中から戦後にかけて、同じように木炭や薪を燃料としたバスやトラックが走っていたそうです。
戦車、戦闘機
ホール1の後半は戦車と戦闘機。
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戦車コーナー |
戦時中の技術の革新は凄まじく、通常では何年もかかるような開発がたったの数ヶ月で行われていたような時代でした。
この博物館では、第二次世界大戦中の軍事におけるモータリゼーションを詳しく見ることができるほか、軍服や日用品なども多く展示されています。
このボロボロになってしまった機体は、Junkers Ju-87/ユンカース Ju-87。
ドイツのユンカース社が開発し、第二次世界大戦でドイツ空軍などで使用された急降下爆撃機です。
現存しているJu-87は2機のみで、アメリカとイギリスにあります。
この機体は1940年に製造されたJu-87 Bで、原因不明のまま墜落し、St. Tropez /サントロペ近くの地中海に沈んだものを1989年に水深90mからほぼ完全な形で引き上げました。
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戦車の操縦体験 |
友達が実際に操縦してみると、大きなクローラー(キャタピラ)がゆっくりと動き、正面のカノン砲も動かすことができます。
動く戦車を見るのもなかなか貴重な体験です。
ホール1の裏側の扉から外へ出ると、戦車がたくさん並んでいます。
アメリカやソ連のものなど、国も様々。
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Bunker /バンカー(シェルター) |
船に取り付ける大砲やシェルターもあり、重々しい雰囲気でした。
戦車や戦闘機など戦争に使われるものはちょっと怖くて、本当はいちごもぽめすくんも苦手な分野。
でもこの当時の技術の発展の多くが現在の日常生活にも活かされており、しっかりと見て知ることも重要なことだと思いました。
飛行機
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階段に飛行機のシルエット |
そして、外から上へと階段を上がると・・
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垂直尾翼というらしい |
ルフトハンザの後ろの翼!
その先へ進むと・・
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ルフトハンザの頭 |
ルフトハンザの頭!笑
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ルフトハンザを運転 |
その中ではなんと、操縦席に座れます!!
ここでも1ユーロで操縦体験ができるようですが、この日は故障中で動かせませんでした。
またホール1内では、こちらの飛行機も操縦可能。
レバーを引くと機体が前後左右に傾き、飛行中の姿を間近で感じられて面白かったです!
他にも自転車コーナーや戦車や飛行機の模型、楽器の自動演奏の機械など、見どころいっぱいのホール1でした!!
レストラン in Halle 2+3 /ホール2+3
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レストラン |
ホール1を見終わったところで、みんなでお昼ごはん。
ホール1の建物を出て、向かい側にあるHalle 2+3 /ホール2+3側にある博物館のレストランへ。
レストランと言ってもドイツの食堂のような形式で、入り口でお盆をもって、食べたいメニューの札があるカウンターに並びます。
パンや飲み物などは自分で取り、最後にお会計です。
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Linsen mit Spätzle und Würstchen |
ぽめすくんは大好物、シュヴァーベン料理のLinsen mit Spätzle und Würstchen /レンズ豆、シュペッツレ(細切れのパスタ)とソーセージ添え。
お皿からはみ出るほどの大きなソーセージは食べ応えがあります!
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Gulaschsuppe mit Brötchen |
私はドイツ料理の定番、Gulaschsuppe mit Brötchen /グラーシュスープとパン。
味は、なぜかちょっとカレー味でした!
ここではタイカレーもあったので、その風味?が混ざってしまったのでしょうか?笑
でも美味しくいただきました(^O^)
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次回、超音速飛行機コンコルドへ! |
長くなってしまったので、今回はホール1まで。
次回はHalle 2+3 /ホール2+3 へ!
まだまだある貴重な名車に機関車、そして超音速飛行機、コンコルドが登場します!
*Technik Museum Sinsheim/ジンスハイム技術博物館*
所在地:Eberhard-Layher-Straße 1, 74889 Sinsheim
開館時間:
月曜〜金曜日 9時-18時
土曜、日曜、祝日 9時-19時
入場料:
大人 22€
5−14歳のこども17€
4歳以下 無料
また映画館とのコンビチケットや映画館のみのチケット、2日間入場チケットもあり。
ジンスハイム技術博物館・ミュージアムブック
(Amazonより)
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