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配偶者ビザ申請に必要な婚姻証明書〜ドイツで結婚8〜
こんにちは、いちごです。
今回は結婚編第8弾!
昨年11月にドイツで結婚した私たちの体験記録、
「ドイツ在住の日本人同士のカップルが一時帰国せずに、
ドイツの日本在外公館(大使館・総領事館)で婚姻手続きを行う方法(2020年秋〜)」
ーーーーこれまでの記事と流れーーーー
結婚報告
私たちの現在までの婚姻手続きの一連の流れ
婚姻方法を決める
(日本方式またはドイツ法)
↓
本籍地のある日本の役所から戸籍謄本取り寄せ
(郵送手続き等)
↓
婚姻届提出のため、
在外公館(在ミュンヘン日本総領事館)を予約(コロナ禍のため)
&
婚姻届を記入
↓
予約日に在外公館にて婚姻届提出
→日本の法律で結婚が承認される
婚姻届が在外公館から日本の新たな本籍地へ郵送される
↓
(妻の仮ビザ延長手続き
↓
在留届の氏名変更等の手続き
(インターネット)
↓
新たに本籍地に指定した日本の役所に戸籍の完成を確認後、
戸籍謄本を取り寄せ(郵送)
→日本の役所に本籍が置かれる
↓
ドイツの役所に提出するためのHeiratsurkunde (Heiratsbescheinigung)/婚姻証明書の発行と、
氏名変更、本籍地変更のための新たなパスポートの発行、
在外選挙人証の氏名変更のための書類を
在外公館へ郵送申請
↓
婚姻証明書とパスポート受け取りのため、
在外公館を予約
↓
予約日に在外公館にて婚姻証明書と新たなパスポートを受け取る
→パスポートの氏名変更
↓
シュトゥットガルトのStandesamt/戸籍役場に婚姻証明書を提出
→ドイツで結婚が承認される
↓
ドイツの外国人局に婚姻証明書を提出し、
配偶者ビザの問い合わせ(現在)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以前の記事(ドイツで結婚5)で、ミュンヘンの総領事館に婚姻届を提出し、日本の法律で夫婦として認められました。
配偶者ビザの申請に必要なもの
Heiratsurkunde/婚姻証明書
この点については上記の婚姻手続きの流れには組み込まれていませんが、
今後の話を進める上で重要となるので書いておきます(^O^)
ドイツの外国人局へ、配偶者ビザ申請に必要なものは?
前々回の記事(ドイツで結婚6)で、外国人局へビザの問い合わせをした際、
「配偶者ビザについては、結婚後にまた連絡をください」
とのことだったので、
言われた通りに婚姻届提出後、再度メールをしてみました!
翌日、すぐに返信がきて、
「Heiratsurkunde/婚姻証明書と、(苗字等が変わるなら)新たなパスポートをメールで送ってください」
と言われました。
意外にも書類は少なく、この2点があれば配偶者ビザが申請できそうなことがわかりました!
Heiratsurkunde/婚姻証明書とは?
外国人局からのメールに書かれていたHeiratsurkunde/婚姻証明書とはその名の通り、現在の婚姻している事実を証明するものです。
Heiratsbescheinigung とも言います。
Heiratsbescheinigung/婚姻証明書 |
日本では戸籍謄本があれば夫婦であることを証明できますが、
ドイツを含むほとんどの国においては、そもそも「戸籍制度」がありません。
そのため、戸籍謄本をそのまま翻訳しただけでは婚姻を証明するものとして通用しないので、
「婚姻証明書」として、新たに作成する必要があります。
婚姻証明書はどこで発行できる?
私たちは当初、この婚姻証明書をどこで発行できるのかがわかりませんでした。
ドイツ側の役所で作成するのか?
それとも日本の総領事館で発行するもので有効なのか…?
なのでまず、ドイツ側の役所にあたる、私たちの住むシュトゥットガルト のStandesamt/戸籍局に、婚姻証明書を発行できるのかと聞いてみました。
すると回答は、
「日本の在外公館に婚姻届を出したなら、ドイツの役所では婚姻証明書は作成できません。
日本の在外公館で婚姻証明書を発行し、ドイツ語に翻訳してください。
そして婚姻証明書が発行できたら、私たちのところ(戸籍局)へお持ちください。
戸籍局に登録済みのあなたたちの婚姻状況を「独身」から「既婚者」へ変更します」
ということで、私たちの婚姻証明書をドイツ側の役所で発行するのは不可で、
日本の在外公館で発行するもので有効であるとわかりました!
そして、婚姻証明書は戸籍局にも提出しなければならないことも、この時にわかりました。
ドイツの外国人局はあくまでもビザ(滞在許可)を出すだけで、
その地域に住む住民の情報を管理するのは戸籍局。
「ドイツの役所」と言っても全く別の管轄なので、どちらにも婚姻を報告しなければならないということなんですね。
そして、日本の在外公館(ミュンヘンの日本総領事館)のホームページを見てみると、
婚姻証明書をドイツ語で発行できるとのことだったので、ドイツ語翻訳に関しての他の手続きはいらないようでした。
ということで私たちは、在外公館に婚姻証明書を発行してもらう手続きを始めることにしました!
発行方法については、今後の記事で詳しく説明していきます(^O^)
どちらの国で何の書類が発行できるのか、
その書類の翻訳はどうするのか、
別の国で有効な書類となるのか、
どの管轄の役所に提出するのか…
最初は何もかもわからなかった私たちですが、様々な役所に問い合わせを繰り返して、少しずつ理解できるようになりました…(^^;)
もしご不明な点がありましたら、
記事のコメント欄やインスタグラム等でご質問いただければ、可能な限りお答えしたいと思います!
さて次回は、ついに日本の本籍地役場に戸籍が完成!
戸籍謄本を取り寄せます(^O^)
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