ドイツで婚姻届を提出！〜ドイツで結婚５〜

こんにちは、いちごです。

今回は結婚編第5弾！

昨年11月にドイツで結婚した私たちの体験記録、

「ドイツ在住の日本人同士のカップルが一時帰国せずに、
ドイツの日本在外公館(大使館・総領事館)で婚姻手続きを行う方法(2020年秋〜)」

を書いていきます！

オーストリアに住むぽめすくんのお友達から頂いた結婚祝い♡

ーーーーこれまでの記事と流れーーーー

結婚報告

【ドイツで結婚しました！】

私たちの現在までの婚姻手続きの一連の流れ

【ドイツで結婚手続きの流れ〜ドイツで結婚１〜】

婚姻方法を決める

(日本方式またはドイツ法)

【ドイツで婚姻届の提出方法〜ドイツで結婚２〜】

↓

本籍地のある日本の役所から戸籍謄本取り寄せ

(郵送手続き等)

【ドイツで戸籍謄本を取り寄せる〜ドイツで結婚３〜】

↓

婚姻届提出のため、

在外公館(在ミュンヘン日本総領事館)を予約(コロナ禍のため)

&

婚姻届を記入

【ドイツで婚姻届を書く〜ドイツで結婚４〜】

↓

予約日に在外公館にて婚姻届提出

→日本の法律で結婚が承認される

婚姻届が在外公館から日本の新たな本籍地へ郵送される

今回はここ↑

↓

在留届の氏名変更等の手続き

(インターネット)

↓

新たに本籍地に指定した日本の役所に戸籍の完成を確認後、

戸籍謄本を取り寄せ(郵送)

→日本の役所に本籍が置かれる

↓

ドイツの役所に提出するためのHeiratsurkunde (Heiratsbescheinigung)/婚姻証明書の発行と、

氏名変更、本籍地変更のための新たなパスポートの発行、

在外選挙人証の氏名変更のための書類を

在外公館へ郵送申請

↓

婚姻証明書とパスポート受け取りのため、

在外公館を予約

↓

予約日に在外公館にて婚姻証明書と新たなパスポートを受け取る

→パスポートの氏名変更

↓

シュトゥットガルトのStandesamt/戸籍役場に婚姻証明書を提出

→ドイツで結婚が承認される

↓

ドイツの外国人局に婚姻証明書を提出し、

配偶者ビザの問い合わせ(現在)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、前回の記事(ドイツで結婚４)にて、

ドイツの在外公館の予約が取れて、婚姻届の記入も完了しました！

今回はついに、

在外公館へ婚姻届を提出

します！！

いざ、ミュンヘンへ！

婚姻届を提出したのは昨年11月中旬。

提出に必要な

• 婚姻届4枚＋予備1枚
• 夫と妻のそれぞれの戸籍謄(抄)本　各1通

と、

• パスポート
• 印鑑(書き間違いがあった時のために)

を持って行きました！

私たちは、Stuttgart /シュトゥットガルトから在外公館のあるMünchen /ミュンヘンまで、ICE(ドイツの高速鉄道)で向かいました！

その時の様子はこちらの記事でまとめてあります(^o^)

ICEの様子はこちら

【ドイツの新幹線、ICEに乗る！】

婚姻届の提出前後のミュンヘン散歩の様子はこちら

【コロナ禍のミュンヘン散歩】

予約した14時の15分前に在ミュンヘン日本国総領事館へ到着しました(^-^)

私は2回目の来館ですが、ぽめすくんは初めてでちょっとドキドキ。

総領事館の入るオフィスビル

総領事館は、ミュンヘン中央駅から歩いて30分、またはUバーンやSバーン等で10分ほどのところにあるオフィスビルの一角にあります。

ビルの入り口前には、日本語でも表示があります！

(写真はクリックで拡大します)

ビルに入ると奥にエレベーターがあり、

総領事館がある4階(日本でいう5階)に行きます。

そして到着！

総領事館の前の看板

午後14時からの開館なので、扉の前で準備をして待っていました。

するとお昼休憩から戻ってきたのか、スーツを着た若いドイツ人のお兄さんがエレベーターから出てきて、私たちに

「Guten Tag!(こんにちは)」

と声をかけてくださいました(^O^)

この方は総領事館入口で荷物チェックをする警備担当で、なんとこの日が仕事の初日だと言う新人さんでした！

まだ仕事を覚えている最中だと話していました(^ ^)

そして時間になり、ドアを開けてくださいました！

総領事館のドアを開けるとすぐに、

空港の保安検査場にあるような荷物のX線検査装置と、金属探知機のゲートがあります。

そこを通過したら、受付票と番号札を受け取ります。

受付票には氏名等と、来館目的の項目にチェックを入れます。

私たちは午後受付の一番の入館でしたがすぐに番号が呼ばれることはなく、

部屋に置いてある日本のポスターや雑誌を眺めて待っていました。

そして数分後、窓口に番号が表示されました！

ちなみに窓口はガラス貼りで、事務所と待合室は完全に仕切られています。

会話はマイクを通して行い、手元にある引き出しのようなケースを使って書類の受け渡しをします。

受付票を渡し、婚姻届と戸籍謄本を提出しました。

婚姻届の記入漏れや間違いがないかの確認のために職員さんは一度事務所へ戻り、私たちも座って10分ほど待ちました。

そして再び窓口に呼ばれ、書き忘れていた連絡先等を記入し、オッケーが出ました！

これで婚姻成立です*\(^o^)/*

そして今後のことについて説明がありました。

まず、在留届の氏名変更と本籍地の変更を行うこと。

そして、今回提出した婚姻届は新たな本籍地役所等に郵送されて、新しい戸籍は約6週間後にできます。

その時期になったら家族などを通じ、戸籍が完成したかを役所に確認します。

その後、新たな戸籍謄本をドイツに取り寄せ、再び総領事館へ提出することで、

パスポートの氏名や本籍地を変更したり、結婚証明書を作成したりできるとのことでした。

なので、婚姻届を提出したからと言ってすぐにパスポート等の氏名を変更することはできません！

新たなパスポートを受け取れるのは、2ヶ月以上後になります。

そして、1番気になっていたビザのことを聞いてみました！！

この時、語学学生ビザを延長した仮ビザを持っていた私。

前回のビザ発行について詳しくはこちら

【コロナ禍のビザ取得！】

このビザの期限は2021年の1月末。

結婚をしたら配偶者ビザに切り替えることができるのですが、

婚姻証明書や新たなパスポートの発行が2ヶ月以上後だとしたら、絶対に間に合いません！！

仮ビザの期限延長を外国人局に交渉したかったので、

婚姻成立が証明できるような書類を総領事館から発行してもらえないのか尋ねましたが、

そのような証明書等は一切ないそうです。

自分でドイツの外国人局と交渉するしかないとのことでした。

(この件については、次回の記事で書きたいと思います！)

それから、婚姻証明書の発行方法や、海外から日本の国政選挙に投票できる在外選挙人証の氏名変更等の手続きなどを一通り質問し、終了しました。

(これらの詳しい手続き方法は、今後の記事で書いていきます)

たくさんの質問にご丁寧に答えてくださった総領事館の職員さんには本当に感謝ですヽ(；▽；)

最後に、警備担当の新人さんとお別れ。

„ Auf Wiedersehen“は日本語で何というのかと聞かれたので

„さようなら“と言うと、

「サヨウナラ！」と返してくださいました(^ ^)

総領事館を出たのは15時前。

1時間ほどかかりました！

よくSNSなどで、結婚したご夫婦が婚姻届を持って役所で記念撮影をしているのを見ますが、総領事館にそのようなサービスはなく…(^^;

婚姻届、提出しました！笑

館内で撮影できる雰囲気でもなかったので、

退館後にビルの前で、予備で用意していた婚姻届を出して2人でセルフィーで撮影しました。笑

この時は、結婚した！という喜びよりも、

シュトゥットガルトから3時間近くかけて婚姻届を持ってきた任務への緊張疲れと、今後の手続きのことで本当に頭がいっぱいでした。笑

でも今となっては、それもいい思い出です…(^-^;笑

こんな感じで、私たちの婚姻届提出は終了しました！

これで、日本の法律で夫婦として認められたことになります。

しかしこの状態では、ドイツでは未婚のままです！

これからはドイツで夫婦として認めてもらうべく、手続きを進めていきます(^o^)

次回は、この婚姻届の提出と同時に進めていた、私の仮ビザ延長について書きたいと思います！

続きはこちら

【二度目の仮ビザ取得〜ドイツで結婚６〜】

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