ワクチンパス不要で買い物へ!〜シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州〜
こんにちは、いちごです。
ブログでは先月から、ドイツの州のコロナウイルス政策の部分的な廃止について書いてきました。
【コロナ政策を行政裁判所が破棄〜バイエルン州〜】(1月20日)
【ドイツ・コロナ規制を違法と再び判断〜バーデン・ヴュルテンベルク州〜】(1月22日)
【コロナテストで買い物可能に!〜バーデン・ヴュルテンベルク州〜】(1月26日)
【違法のコロナ規制が撤廃(1月28日発表)〜バーデン・ヴュルテンベルク州〜】(1月29日)
そして一昨日の2月3日、新たな規制緩和の動きがありました!
2月9日からSchleswig-Holstein/シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州で、
小売店の入場規制 の2G、3Gルールが廃止されることになりました!
これにより、お店に入場する際のワクチン接種証明書等の提示が不要になります(^O^)
誰でも自由に小売店を利用できるようになりました!!
規制緩和の理由
シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州のGünther州首相はこの緩和について、
オミクロン株は感染力は高いが危険性は低いこと、
そして病院等の医療体制の負担が少なくなっていることを理由に挙げました。
またこの州では、すでに市民の78.8%が2回のワクチン接種を完了しており、
61.9%が3回目のブースター接種をしています。
この数値はドイツ国内でも高い水準となっています。
州ごとのブースター接種率(2月4日発表) impfdashboardより |
州は、小売店入場の緩和の他にも、スポーツ等の大規模イベントの入場観客数を拡大することを発表しました。
しかしレストランやカフェなどの飲食店の利用は、引き続き2GPlus/2Gプラスルールが適用されます。
コロナ規制撤廃の動き
今年に入ってヨーロッパでは、イギリスとデンマークでコロナ規制がほぼ全て撤廃されることになりました。
マスク着用義務が廃止され、施設入場時のワクチン接種証明等の提示も不要です。
これらの国でも感染者数は多いものの、ワクチン接種率が高いという背景があります。
シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州のGünther州首相は、
「コロナ禍前の生活に戻れるように政策を進めていきたい」
と述べています。
現在ドイツでは、5歳からワクチン接種が可能となっており、
2月4日時点で2回までのワクチン接種率は74.3%、ブースター接種率は53.9%となっています。
全市民へのワクチン義務化についてはいまだ議論中で、決定はまだ先になりそうです。
イギリス、デンマークに続き、ドイツも緩和の道をすすむこととなるのでしょうか。
少し希望は見えてきたようですが、
ワクチン義務化なしで、もとの生活に戻れたらいいなと思います(T_T)!
今回参考にしたページ(ドイツ語)
Zeit Online
Impfdashboard.de
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