ノイシュヴァンシュタイン城で絶景ハイキング&カフェ
こんにちは、いちごです。
いちごとぽめすも昨年の秋、日本から来てくださったぽめすくんのお母さまとそのお友達さんたちと一緒に、ノイシュヴァンシュタイン城のあるアルプス地方へ一泊二日の旅行に行ってきましたヽ(´▽`)/
そこで今回もお城の世界遺産登録を記念して、バイエルン・アルプス小旅行の思い出編を書いていきます♪
〜これまでの記事〜
第1回 ヴィースの巡礼教会
第2回 アルゴイ地方のゲストハウス
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はついに旅のメイン、
ノイシュヴァンシュタイン城
へやってきました!
Schloss Neuschwanstein /ノイシュヴァンシュタイン城
Schloss Neuschwanstein /ノイシュヴァンシュタイン城は、第4代バイエルン王 Ludwig II. /ルートヴィヒ2世が建てさせました。
王が憧れていた騎士伝説や作曲家リヒャルト・ワーグナーのオペラ作品の世界を、巨額の費用を注ぎ込んで実現させたというまさに夢のお城です。
1869年に着工、1886年に居住部分が完成し王は建築途中の城に住み始めますが、同年に謎の死を遂げ、城の完成を見ることはありませんでした。
「ノイシュヴァンシュタイン」は直訳すると、「新しい白鳥の石」。王が亡くなった後に正式に名付けられました。
城は王の死後わずか7週間で一般公開され、現在では毎年約140万人の観光客が訪れています。
そして2025年7月、他の3つのお城や宮殿とともにユネスコ世界遺産に登録されました。
この旅行では、いちごとぽめすは以前に城内を見学しているので城には入らず、ぽめすくんのお母さまとそのお友達さんたちだけで見学することになりました。
なので今回は、城内見学以外の楽しみ方をご紹介したいと思いますヽ(´▽`)/
チケット購入
ノイシュヴァンシュタイン城の入場には、時間制のチケットの購入が必要です。
事前に公式サイトからオンラインチケットを買うつもりでしたが、私たちの訪問日は日本語のオーディオガイドツアーがすでに売り切れており、当日現地で購入することになりました。
(英語、ドイツ語のツアーは残っていました)
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チケットセンター(2015年撮影) |
宿泊したゲストハウスからお城の駐車場までは、車でたったの10分!
朝10時過ぎに到着し、チケットセンターへ直行。
ぽめすくんのお母さまとそのお友達さんたちは、無事に14時台のチケットを購入できました。
城周辺のハイキング
ノイシュヴァンシュタイン城の入城まで時間があったので、城周辺をハイキングすることにしました。
ハイキングの最初の目的地は、チケットセンターの裏の山の上に立つ Schloss Hohenschwangau /ホーエンシュヴァンガウ城。
看板を目印に坂を登ります。
Schloss Hohenschwangau /ホーエンシュヴァンガウ城
遠そうに見えましたが、あっという間でした!
12世紀からこの場所にあったBurg Schwanstein /シュヴァンシュタイン城を、1832年にルートヴィヒ2世の父、König Maximilian II. /マクシミリアン2世がネオゴシック様式に再建させ、ホーエンシュヴァンガウ城となりました。
ルートヴィヒ2世は弟のOtto I. /オットー1世とともに、ここで子ども時代を過ごしました。
絵に描いたようなとんがり屋根にてっぺんのギザギザ、カーブしている外壁の構造が気になったり。
こぢんまりしたお城ですが、近くで見るといろいろな発見があります。
中庭には黒い白鳥の噴水。
目の前には山々が迫り、大迫力です!!
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ノイシュヴァンシュタイン城も! |
ここからはノイシュヴァンシュタイン城もよく見えます。
木々の紅葉もすごく綺麗です。
このお城は夏の狩猟の城として建てられましたが、バイエルン王一家は毎年何週間もここに滞在していたそう。
マクシミリアン2世は狩りを、妻のMarie /マリー王女は山岳ハイキングや釣りを楽しみました。
ホーエンシュヴァンガウ城の離れの建物のお土産屋さんに入ってみると、キッチンが展示されていました。
中央には大きな調理台とコンロ、真ん中には水道管が立ち、蛇口がついています。
台の淵には便利そうな取っ手もついていました。
来た道とは反対側の道から山を下りることに。
アーチの上の騎士の像は白鳥の旗を掲げていました。
今回はお城の外側のみの訪問でしたが、バイエルン王一家の自然に囲まれた穏やかな生活の情景が浮かんでくるような素敵なところでした。
次に来るときはホーエンシュヴァンガウ城の中も見学してみたいです♪
Alpsee /アルプ湖
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湖と紅葉 |
城の門を出ると、そのまま山の中に入ります。
下っていくとAlpsee /アルプ湖が見えてきます。
紅葉に囲まれた美しい景色です。
一周すると約5,2kmほどもあるこの湖は、ルートヴィヒ2世のお気に入りの場所でもありました。
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綺麗な水 |
そしてアルプ湖は、バイエルン州の中でも綺麗な湖の一つとも言われています。
近づいて見ると、水が透き通っているのがよくわかります。
意外にも水は冷たくなかったです!
ノイシュヴァンシュタイン城の絶景スポット
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ノイシュヴァンシュタイン城の塔 |
湖で少し休んだら、気合いを入れて、ノイシュヴァンシュタイン城まで歩きます!!
ここからは40分近く山道を登ります。
途中で見えてきたお城の塔にワクワク♪
お城の手前の展望スペースへ到着。
全貌は見えませんが、メルヘンな雰囲気が溢れ出ています♪
ここで、ちょっとおやつ休憩。
ゲストハウスのすぐ近くのカフェで買ってきたりんご型のクッキーが、さらにメルヘン感を引き出してくれます(^O^)笑
さて、入場までまだ1時間ほど時間があったので、ここからもう一つの絶景ポイントへ向かいます。
お城の横を通って、細い道を歩いていきます。
それにしても背が高い!!
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ホーエンシュヴァンガウ城とアルプ湖 |
途中には、私たちが歩いてきたホーエンシュヴァンガウ城とアルプ湖が見えました。
思っていたよりもかなり高いところまで上がってきていてびっくり。
ホーエンシュヴァンガウ城の奥(写真右)にはSchwansee /シュヴァン湖も見えます。
お城を出発して15分ほど、ハイキングの最後の目的地に到着です。
この山間にかかる吊り橋はノイシュヴァンシュタイン城が一番綺麗に見える場所、Marienbrücke /マリエン橋です!
ルートヴィヒ2世の母、マリー王女の名前から付けられました。
橋の上は大混雑。
でもその景色は…
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秋のノイシュヴァンシュタイン城 |
紅葉がかった木々の絨毯の上に立つ白亜の城。
絵本の中の世界に来てしまったような、夢を見ているような気分に。
左奥に見える広大な湖は、私たちが宿泊したゲストハウスもあるForggensee /フォルクゲン湖です。
先程まで薄暗かったお天気も少し明るくなって、いい写真が撮れました(^O^)
なぜかというと…
マリエン橋から下を覗くと、高さ30mのPöllat Wasserfall /ペラトの滝。
高所恐怖症のいちごとぽめすくんは怖すぎて、写真に写った顔も引き攣っていました(°▽°)笑
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Pöllat Wasserfall /ペラトの滝 |
高所恐怖症のいちごとぽめすくんは怖すぎて、写真に写った顔も引き攣っていました(°▽°)笑
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ノイシュヴァンシュタイン城入城口 |
チケットの入城の時間になったので、ぽめすくんのお母さまとそのお友達さんたちを入城口まで送りました。
この赤い建物より先は、チケットがないと入ることができません。
また城内は撮影禁止です。
中のお土産屋さんでお城の解説本やお部屋を紹介したポストカードなどが販売されているので、記念に写真を持っておきたい場合はおすすめですよ。
(いちごも以前ここでポストカードを買いました♪)
お城の麓のカフェ
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Restaurant & Café Müller |
お母さま方が見学している間、いちごとぽめすはお城の麓のカフェ、Restaurant & Café Müllerへ。
落ち着いた雰囲気の店内の壁には、山の上にそびえ立つホーエンシュヴァンガウ城と麓の村の風景画が飾られています。
いちごはバイエルン発祥とも言われているデザート、Bayrisch Creme /ババロア!
本場で食べるのは初めてです。
アルプスの木々に粉雪がかかったような盛り付けがとってもおしゃれ。
星型のフルーツは、山の上のホーエンシュヴァンガウ城にも見えます。
濃厚なミルクの味がベリーソースと合わさって、上品な甘酸っぱさです♡
過去にはおうちでもババロアを作りました!
高級感のある店内とお食事で、優雅なコーヒータイムを過ごすことができました♪
その後、お城の見学を終えたみなさんと合流、豪華なお城に感動されていました(^O^)
ノイシュヴァンシュタイン城ではお城以外にも見どころがいっぱいなので、お時間がありましたら是非歩いてまわってみてくださいね。
さて次回は最終回、オーストリアの国境を歩いて渡ります!
*Schloss Neuschwanstein /ノイシュヴァンシュタイン城*
所在地:Neuschwansteinstraße 20, 87645 Schwangau
開城時間:
4月1日〜10月15日 9時-18時
10月16日〜3月31日 10時-16時
休城日:
12月24、25、31日、1月1日
入城料:
大人 21€
割引(学生、65歳以上のシニア、重度障がい者など) 20€
18歳までの子ども 無料
その他グループ割引(事前申込み必須)、他の施設とのコンビチケットあり
関連書籍(Amazonより)
Klaus Kienberger
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