映画の舞台を小舟で巡るフランス・コルマール〜Colmar〜
こんにちは、いちごです。
私たちの住むBaden-Württemberg /バーデン・ヴュルテンベルク州は夏休み真っ只中!
そこで今季は、Stuttgart /シュトゥットガルトから出発する旅におすすめの観光スポットをご紹介しています。
今回は、前回のフランス・アルザス地方のColmar /コルマール編の続き、
運河のLa Petite Venise /リトル・ヴェネツィア
を小舟で巡ります♪
〜これまでの記事〜
フランス・ストラスブール編
第1回Petite France /プティット・フランス地区散策
第2回アルザス郷土料理のランチ
第3回ストラスブールのノートルダム大聖堂
フランス・コルマール編
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
La Petite Venise /リトル・ヴェネツィア
ここからは、小舟に乗って運河クルーズをすることに(^O^)
Pont st-Pierre/サン・ピエール橋から見えるレストランCaveau Saint-Pierreの小舟乗り場へ。
↑の写真右側に見える建物がそのレストランで、中のカウンターでチケットを購入できます。
約30分間のクルーズで料金は大人一人9ユーロ、ガイドはフランス語のみでした。
10人ほどが乗れる小舟で、運河クルーズスタート!
この川の正式名称はLa Lauch /ロシュ川。
静かな家々の間を進みます。
河岸に連なるのカラフルな家々は、Quai de la Poissonnerie /漁師地区。
この地区には多くの漁師や船頭たちが住み、仕事をしていました。
水揚げされた魚はここから直接魚市場に運ばれ、町の人たちは新鮮な魚を買うことができたようです。
しかしこの地区は1706年に火災によって40軒以上が消失。
1978〜1981年の修繕工事によって現在の姿になりました。
雨戸の色や形、家の高さや屋根のデザインもそれぞれ違ってとても可愛いです(^O^)
その先に、背の低い橋が見えてきました。
ここで引き返すのかと思いきや、
「頭を低くして!」
と船頭さん(°▽°)
みんなで身を屈めて、橋の下へ。
体が大きい人ならかなりギリギリの幅(°▽°)
水面との距離も近く、ドキドキでした!
屋内マルシェのMarché Couvert で、1865年に建てられた歴史ある市場です。
かつてはこの運河から、小舟で多くの農産物が運ばれてきました。
現在も野菜やチーズやハムなどフランスの美味しいものが揃います。
運河側にはレストランのテラス席。
みなさんのんびりと食事をされていました♪ここでUターンをして引き返します。
小舟は木組みの家の間を抜けて、ゆっくり進みます。
家の裏側から運河に直接出れるようになっていたり、庭やテラスに花が飾られていたり。
人々の暮らしを垣間見ることができます。
木々によって日差しが遮られ、水面には緑が映り、自然に包まれたような気持ちに。
鳥たちの声も聞こえてきます。
長旅の終盤で疲れていたぽめすくんは、少し夢の中へ(´-`).。oO
ここで引き返し、船着場へ戻りました。
コルマールのゆったりとした水辺で、とてもリラックスした運河クルーズとなりました。
パティスリーへ寄り道
最後はいちごのフランス旅行に欠かせない、フランス菓子の食べ歩き。
運河から少し歩いたところのパティスリー、Pâtisserie Gilgに寄り道しました(^O^)
人気店のようで、私たちが訪れた夕方には売り切れのものも多かったのですが、奇跡的にぽめすくんの大好物、エクレアを発見!
チョコレートとコーヒー味の2種類を購入しました♪
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| 大きなエクレア |
クリームたっぷりの大きなエクレア!
日本のエクレア生地は柔らかいイメージですが、こちらの生地はしっかりとして固め。
チョコレートクリームはずっしりと濃厚で、チョコ好きにはたまりません♡
コーヒー味は香りも良い♪
旅の締めの美味しいスイーツ、幸せな気持ちになりました〜ヽ(´▽`)/
コルマールが舞台となったとも言われる、ジブリ映画「ハウルの動く城」。
旅を終えてしばらくして、ぽめすくんはまだ見たことがないとのことだったので、ネットフリックスで視聴することにしました。
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| レトロな町並み |
いちごは映画に出てくる町の雰囲気と音楽が好きで、「ハウルの動く城」はジブリ映画の中でも特に好きな作品。
ですがそもそも映画を見るのが苦手というのもあり、肝心な話の内容はあまりよく理解していなくて、魔法と戦争と愛が絡んだ、複雑なようででも最後はハッピーエンドが訪れるという認識でした(^_^;)
大人になった今見れば、より話がわかるかも!と期待も込めて見てみました。
![]() |
| コルマールのパンフレットにも掲載 |
見直してみるとまず、木組みの家や町並みの描写がリアルで驚きました。
外壁のシミ、剥き出しのレンガ、不揃いの石畳など、今回のコルマールやこれまでドイツ各地で見てきた家々や町の細かいところまで描かれていました。
しかしやはり物語の流れは掴めず、ハウルとソフィーの愛で国の戦争が簡単に終結してしまうのも腑に落ちない(^^;
特に政治学を専攻したいちごにとっては、さまざまな国の戦争の現状とその複雑な背景を「愛の力」であっさり終わらせていいものなのかとモヤモヤしながら、その日は視聴を終えたのですが・・
ちょうどその二日後、映画で「荒地の魔女」の声を務めた美輪明宏さんが亡くなったとの記事を目にしました。
公式ホームページで公開された直筆のメッセージには、
「こんな世の中を
生き抜く武器は
愛の言葉しかありません
この世のすべての問題を
解く鍵は愛です
愛があれば
戦争なんか起こりません
美輪明宏」
と遺されていました。
私の中でこのメッセージは、「ハウルの動く城」の物語と重なりました。
まさにハウルとソフィーの愛が、全ての問題を解決してしまったのですから。
また先日、原爆の日に際して、前広島県知事の湯崎英彦さんのインタビューのニュースを見ました。
湯崎さんは昨年の平和式典の演説で「核抑止はフィクション」と語りました。
インタビューの最後には、
「人間は非合理的な判断をするということは繰り返し起きている。
そういう中で、核抑止の世界だけは人間が合理的に判断をするという世界がまだ残っていて、
なんで“相手は攻撃しない”ということだけは信じられるんですか」
と。
そうやって考えるともう、自国の核を増やして増やして、それでもなお相手国からの核の脅威に怯え続ける今のルーティンは一向に平和に向かっていなくて、いつまでそれを続けるのかとも思います。
また「日本も核を保有すべき」との議論がありますが、それももう時代遅れな気もします…
ニュースを見れば、いつもどこかの国の戦争の話。
世界の平和のためには、核爆弾や武器などの物理的なものはもう何も通用しなくて、
「この世のすべての問題を解く鍵は愛」
という美輪さんの言葉と、愛の力で戦争を終結に向かわせた「ハウルの動く城」は核心をつく答えだったのではないかと思いました。
普段はスピリチュアルなことはあまり信じないいちごですが、
私たちがこのタイミングでコルマールを訪れたこと、「ハウルの動く城」を見たことは、平和を願う美輪明宏さんからのメッセージだったのではないかと感じた出来事でした。
明後日は終戦の日。
世界に平和が訪れることを心から願います。
参考にしたページ
TBS NEWS DIG Powred by JNN
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