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在外公館へパスポート発給を郵送申請〜ドイツで結婚10〜
こんにちは、いちごです。
今回は結婚編第10弾!
昨年11月にドイツで結婚した私たちの体験記録、
「ドイツ在住の日本人同士のカップルが一時帰国せずに、
ドイツの日本在外公館(大使館・総領事館)で婚姻手続きを行う方法(2020年秋〜)」
ーーーーこれまでの記事と流れーーーー
結婚報告
私たちの現在までの婚姻手続きの一連の流れ
婚姻方法を決める
(日本方式またはドイツ法)
↓
本籍地のある日本の役所から戸籍謄本取り寄せ
(郵送手続き等)
↓
婚姻届提出のため、
在外公館(在ミュンヘン日本総領事館)を予約(コロナ禍のため)
&
婚姻届を記入
↓
予約日に在外公館にて婚姻届提出
→日本の法律で結婚が承認される
婚姻届が在外公館から日本の新たな本籍地へ郵送される
↓
(妻の仮ビザ延長手続き
↓
在留届の氏名変更等の手続き
(インターネット)
↓
(配偶者ビザと婚姻証明書の問い合わせ
↓
新たに本籍地に指定した日本の役所に戸籍の完成を確認後、
戸籍謄本を取り寄せ(郵送)
→日本の役所に本籍が置かれる
↓
氏名変更、本籍地変更のための新たなパスポートの発行
今回はここ↑
&
Heiratsurkunde (Heiratsbescheinigung)/婚姻証明書の発行、
在外選挙人証の氏名変更のための書類を
在外公館へ郵送申請
↓
婚姻証明書とパスポート受け取りのため、
在外公館を予約
↓
予約日に在外公館にて婚姻証明書と新たなパスポートを受け取る
→パスポートの氏名変更
↓
シュトゥットガルトのStandesamt/戸籍役場に婚姻証明書を提出
→ドイツで結婚が承認される
↓
ドイツの外国人局に婚姻証明書を提出し、
配偶者ビザの問い合わせ(現在)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前回の記事(ドイツで結婚9)で、夫婦としての新しい戸籍謄本を日本から取り寄せることできました!
これでやっと、新たなパスポートや婚姻証明書を作成できるようになります♪
なのでまず今回は、
在外公館でのパスポート発給の郵送申請
この郵送申請方法は、在ミュンヘン日本国総領事館に限ります。
他の在外公館で郵送申請を行っているかは、各ホームページ等でご確認ください!
郵送申請について
総領事館のあるミュンヘンから、公共交通機関を利用して片道約2時間以上離れた場所に住んでいる場合などは、パスポートの発給申請書を郵送申請することが可能です。
パスポートの受け取りについては旅券法により、在外公館等への本人の出頭が義務付けられています。
また、書類を郵送後、書類が無事に到着したかを電話やメールで総領事館に確認する必要があります。
そして私たちはパスポートの発給以外にも、
- Heiratsurkunde (Heiratsbescheinigung)/婚姻証明書の発行
- 在外選挙人証の氏名変更
の手続きを在外公館で行う必要がありました。
その手続きの度に郵送したり受け取りに行くのは大変なので、これらの申請手続きをまとめてできないか、総領事館にメールで問い合わせてみました!
すると翌日に返信があり、
この3点は郵送で同時に申請可能で、
パスポートと婚姻証明書は完成後、在外公館にて同時に受け取りできるとのことでした!
(在外選挙人証は郵送で受け取ります。)
私たちは、この3つの発行申請書類を同じ封筒に入れて、在外公館へ郵送することにしました(^ ^)
パスポートの郵送発給に必要な書類
1、現在持っているパスポートのコピー
顔写真のページと、追記の記載のある場合はそのページもコピーします。
2、各種旅券発給申請用紙 1通
外務省のパスポート申請書ダウンロードのページから申請したい書類をクリックし、パソコンで入力していきます。
スクリーンショットより↑ |
全ての項目を入力したら印刷して、署名欄を記入します!
ちなみに【申請者署名欄】の欄には、
「在ミュンヘン日本国 総領事 殿」
で書きます。
そしてこの申請書は折り曲げ厳禁なので、郵送するにはA4サイズが入る大きな封筒が必要です!
3、写真 1葉 (縦4.5cm×横3.5cm)
規格については「写真規格」を参照してください。
写真の規格はドイツと日本では異なり、ドイツのほうが大きいです。
私たちも近所の証明写真の機械で撮ったものを、規定のサイズにカットしました(^^;)
4、旅券返納留保願 1通
パスポート申請の際、通常は現在のパスポートを返納しなければなりませんが、郵送申請の場合はそれができません。
この書類は、新しいパスポートの受け取り日まで返納を留保してもらうための願書です。
旅券返納留保願からダウンロードできます。
旅券返納留保願 |
【理由】は「身分証明書(滞在許可証)として携帯する為」にチェックをつけました。
5、旅券受領の同意書 1通
郵送申請の場合、新しいパスポートを受領できるのは指定した日限りで、それ以外の日は受領ができません。
その規定に同意するための署名と、パスポート受け取りの希望日時を記入します。
旅券受領の同意書からダウンロードできます。
旅券受領の同意書 |
【受領希望来館日】の目安は、申請書類を郵送する日から2週間以降です。
6、戸籍謄(抄)本 1部
6ヶ月以内に発給されたもの。
戸籍謄本発給については、
ドイツで結婚3とドイツで結婚9から見ることができます(^ ^)
7、別名併記・非ヘボン式表記のローマ字綴りを確認できる書類(コピー可) 1通
別名併記・非ヘボン式表記のローマ字綴りがある場合は、
婚姻証明書/Heiratsurkunde、出生証明書/Geburtsurkunde、運転免許証/Führerscheinなど、ローマ字綴りを立証する書類が必要です。
現在のパスポートの別名併記あるいは非へボン式表記に変更がない場合は、確認書類はそのパスポートがあればOKです。
8、申請人が18歳未満の場合、親権者の旅券申請同意書
旅券申請同意書からダウンロードできます。
旅券申請同意書 |
以上が、パスポート発給の郵送申請に必要な書類です。
8、9の書類は、私たちには当てはまらないので書きませんでした(^o^)/
発給手数料
発給手数料は、在外公館でパスポートを受領する際に支払います。
支払いは現金のみです。
料金は、
10年有効旅券の新規・切替発給 130€
5年有効旅券の新規・切替発給 89€
記載事項変更等の一般旅券の発給 49€
私は氏名変更のため記載事項変更の発給で49€、
ぽめすくんは本籍地変更のついでに10年旅券の新規発給をしたので130€。
二人で179€(日本円で約23000円)かかりました…
高すぎるヽ(´o`;
この金額を現金で、パスポート受け取りの際に支払いました。
これで、パスポート発給の郵送申請の準備完了です!
各種旅券発給申請用紙はほとんどがパソコンで入力できますし、他の書類も書く内容は少なく、難しくはありません。
しかし書類の種類が多いので、郵送前に不備がないかきちんと確認することが大切です(^ ^)
さて次回は、今回のパスポート申請書類と一緒に郵送した、婚姻証明書/Heiratsurkunde,Heiratsbescheinigung の発行申請について書いていきたいと思います!
続きはこちら
【婚姻証明書と在外選挙人証の郵送手続き〜ドイツで結婚11〜】
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