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人生初カエルを食べ、ヤクザに会うの巻〜台湾・台中港町編〜

こんにちは、いちごです。 前回の記事で、いちごとぽめすが一時帰国に訪れた台湾旅行の台中市内観光について書きましたヽ(´▽`)/ 【 台中のレトロ建築をめぐる旅〜台湾・台中市内編〜 】 今回はその続き。  台湾の記録・台中港町編です♪ 高美湿地(こうびしっち) 高美湿地 まずは台中の大人気観光スポット、 高美湿地。 日本統治時代から海水浴場だった場所でしたが、台中港の建設により土砂が堆積し始め、現在のような湿地となりました。 ムツゴロウさん この一帯は多様な生物の生息地となっており、野生動物の保護区に指定されています。 珍しい渡り鳥や絶滅危惧種の動植物を観察することもできます。 湿地への入り口にはムツゴロウさん(の仲間の動物?)! 彼もここに生息しています(^O^) 木道 この日は強風。 遠くに見える風力発電の風車がブンブン回っていました。 湿地にかかる長い木道を歩いていくのですが、強い風に体が押され、油断すると橋から落ちてしまいそうになります。台風中継のリポーターさんみたい(OvO) でも木道の両端には線が書いてあり、線を越えると罰金だそう。生物たちを守るための取り組みです。 砂浜には小鳥や小さなカニを見ることができました。 水面に映る風の跡 木道の終点では、広範囲にわたって水が流れていました。 水面には風の通る跡が次々に細かく刻まれ、芸術作品のよう。 自然の力が生み出す不思議なアートに目を奪われます。 梧棲観光漁港 高美湿地の近くに有名な漁港があるということで連れて行ってもらいました! 梧棲観光漁港 台中市清水区にある梧棲観光漁港は、この地域の漁業発展のため台湾政府によって整備されました。 魚市場や飲食屋台、レストランがあるほか、観光漁船などレジャーも楽しめます。 私たちは魚市場を覗いてきました! 光る魚たち 日本の魚市場とはまたちょっと違う雰囲気。 魚介の種類もさまざまで、日本であまり見ないようなお魚も。 綺麗に光る魚たちがずらーっと積まれ、 (中国語で)「全部新鮮だよー」と、お店の人たちの声があちこちから聞こえます。 水槽で泳ぐ魚 また大きなカニがまるまる水槽に入って泳いでいたり! 生きている魚介を選んで購入できるのもこの市場の魅力です♪ 大きなエビさん ここで魚を購入し市場隣接のレストランに持って行くと調理してくれるそう! レストランの前では店員たち...

選挙ポスターは貼り放題!?〜ドイツの市長選・ポスターのルール編〜

こんにちは、いちごです。

明日11月28日は、私たちの住むStuttgart/シュトゥットガルト市の市長選挙の再選挙投票日!

この市長選挙は11月8日に行われましたが
どの候補も過半数の票が獲得できずに当選者はなく、
再選挙が行われることになりました!
(詳しくは第7回記事参照)



選挙ポスター編

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前回の記事では街中の選挙ポスターの様子をご紹介しましたが、

ポスターの扱い方の日本との違いに驚いた方も多いのではないでしょうか??



選挙ポスターはいつから貼れるのか、
どこにでも貼り放題なのか、
費用はどこから出ているのか、
気になることばかり…!



これらの謎を解くため、

ドイツの選挙ポスターにはいったいどんなルールがあるのか

調べてみました(^o^)

選挙ポスターは貼り放題!?〜ドイツの市長選・ポスターのルール編〜
(写真はクリックすると拡大します)

↑2つ以上のポスターを重ねて貼るのはダメらしいです…(^^;




公共機関によるポスターの認可

まず、選挙ポスターを公共の場所に貼るには特別使用許可が必要です。
これは各自治体の管轄当局によって発行されます。





掲示期間

期間は国で統一されておらず、自治体によって異なります。
通常は選挙の6〜7週間前から貼ることができ、投票日から1週間以内に剥がさなければいけません。

規則に従わない場合は、罰金またはポスターの処分の費用を支払わなければなりません。

しかし私有地に掲示する場合は、土地の所有者の同意があればどの期間でも貼ることが可能です。






掲示できる枚数

掲示できるポスターの枚数は、個々のケースによって異なります。
主にその地域の掲示スペースの数と、掲示場所の広告宣伝効果が考慮されます。
そのため、その地域の有権者の数などによって決まるわけではありません。

また、決まった枠の掲示スペースを割り当てる場合、
所属する政党や団体の規模によって掲示できる面積(枚数)が異なります。
規模が大きいほど、広いスペースを受け取ることができます。
しかし、少なくとも全体の面積の5%は全候補者が受け取れるようになっています。
また連邦行政裁判所によれば、
大規模な政党は、小規模な政党の4〜5倍以上の面積を受け取ることはできません。






掲示場所

公共の場所であればどこでも貼ることができますが、以下の場合は禁止です。

・道路に近すぎるなど、交通に危険をもたらす場所
・歩道や自転車道の街灯やポールにおいて、十分な高さ(約2.5メートル)がない場合
・学校や市役所、裁判所など公共の建物
(政治的中立を守るための義務)
木や植物
道路標識を覆うもの


そして、特定の掲示場所を予約することはできず、全て先着順です。
私有地においては、土地の所有者の同意があれば貼ることができます。



選挙ポスターは貼り放題!?〜ドイツの市長選・ポスターのルール編〜
4連のポスター

十分な高さがないので下の3枚はNG↑
狭い道で、すごい勢いで来た自転車がポスターにぶつかりそうになったのを見たことがあります(・・;)





掲示スペースの費用

通常は無料ですが、いくつかの自治体では料金を請求しています。






ポスター作成費用


作成費用は立候補者が支払います。
立候補者は、後援会などの会費や一般の寄付、所属する政党の援助などから、選挙のための資金を調達することができます。

ちなみに、大きなポスターは最大500€
A1サイズのポスターは2€以下で作成できます。


選挙ポスターは貼り放題!?〜ドイツの市長選・ポスターのルール編〜
公園のポスター

1枚2€のポスターが4枚(同じ人)↑
なんて贅沢な貼り方!笑






内容の制限

表現の自由を守るため、自身の政策に反対する人たちへの議論や批判的なメッセージは許されています。
しかし、中傷的であったり、法律に反するような文言は禁止です。

また、商業目的の内容も禁止です。






ポスターの破壊や落書き

できればやめてください。
ポスターは立候補者の所有物であるため、少なくとも正当な期間内に適切な場所に掲示されているものは剥がしてはいけません。

引き剥がしたり、損傷させたり、落書きをした場合、器物損壊罪で2年の実刑または罰金が課せられます。


選挙ポスターは貼り放題!?〜ドイツの市長選・ポスターのルール編〜
合体したポスター

これも…面白いけどダメ!笑






掲示の際のポイント

たくさん貼ることです。
一部の専門家は、有権者が市長を選ぶ際にポスターはそれほど役割を果たさないと言います。
しかしこのポスターキャンペーンは、市民に投票日を知らせる大きな役割を果たしているとのことです。





細かいような、曖昧なような、なんとも言えない選挙ポスターのルールでした(^-^)
国で統一されているのではなく、自治体や個々のケースによって違うというのは興味深いところ。


掲示場所については、街のポスターを見る感じだとあまり守られていないような気もします(^^;)

でも以前、街路樹に貼られたポスターが破られていたのを見たのですが、あれは合法なものだったと納得しました!笑


ルールが分かると、街のポスターをまた違った見方で見ることができて面白い♪

次回も選挙について記事を書きたいと思います(^ ^)



続きはこちら



今回はこちらのページを参考にしています(ドイツ語)
refrago
ntv 
stern 
Deutsche Anwaltauskunft 




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