こんにちは、いちごです。
今回もスペイン旅行編の続きを書いていきますヽ(´▽｀)/
前回の記事では、バルセロナのボケリア市場/La Boqueriaで食べ歩きしました♪
スペイン・Sitges /シッチェス 街歩き編
スペイン・Barcelona /バルセロナ 誕生日編
スペイン・Sitges /シッチェス ミュージアム編
スペイン・Barcelona /バルセロナ グルメ＆グエル公園編
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今回は、
グエル公園/Park Güell
へ行ってきました。
グエル公園/Park Güell
バルセロナの人気観光スポットであるグエル公園は、
サグラダ・ファミリア編にも登場した
建築家Antoni Gaudí/アントニ・ガウディがデザインを担当しました。
もともとは、実業家でありガウディのパトロンであったEusebi Güell /エウゼビ・グエルが、イギリスの田園都市をモデルとした新興住宅地の建設を計画をしたことから始まりました。
グエルは山の上の広大な敷地を購入し、1900年にガウディに設計を依頼。
バルセロナの街を一望できる自然豊かな公園の中に富裕層向け住宅を60戸建てる計画でしたが、時代を先取りしすぎたこの発想は当時の人々には理解されませんでした。
結果的に住宅の買い手はつかず、建てられたのはガウディ、グエルの家ともう1軒だけでした。
1918年にグエルが亡くなった後、1922年にバルセロナ市がこの敷地を購入し、1926年に市立公園として開園しました。
そして1984年に、「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されました。
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| Parc Güell |
グエル公園までの道のり
スペイン名物の
チュロスと
ボケリア市場でお腹を満たした私たちは、ミステリーツアー最終目的地、グエル公園へ向かいました。
地下鉄Vallcarca駅で降り、Av. de Vallcarcaという通りを南東に進んでいくと、Baixada de la Glòriaという通りの入り口が左側にあります。
グエル公園の行き先を示す看板はありませんが、エスカレーターが目印です。
（私たちも最初は道がわかりませんでしたが、地元の方が声をかけてくださり、エスカレーターを進みなさい、と教えていただきました(^O^)）
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| Baixada de la Glòriaのエスカレーター |
すごーく長い階段。
エスカレーターがあってよかったと思ったけれど、
近くまで行ったら…
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| 歩いて登る人々。 |
動いていませんでした(T_T)
猛暑の中、2〜3機のエスカレーターを汗をかきながら登り、
やっと着いたー！と思ったら…
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| まだ登るの… |
今度は緩やかなながーい坂(°_°)
その奥に見えるのはまたエスカレーター！？
無言で登り続けました。笑
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| 登った… |
幸いにも上側のエスカレーターは動いていました。助かった(^^;
それにしてもすごい坂。
普段のシュトゥットガルトの坂道で鍛えられていたのでなんとかなりましたが、こちらでは暑さも加わるのでなかなか大変です(OvO)
グエル公園は丘の上にあるため、最寄りの地下鉄や路線バスの駅から10〜20分は坂道を登らなければなりません。
以前は無料のシャトルバスがあったそうですが、コロナ禍以後は運休しています。
上り坂に自信がない方は、タクシーを利用するのがおすすめです！
エントランス
エスカレーターの頂上から再び緩やかな坂を少し歩き（笑）、
グエル公園の西側入場口に到着！
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| 石造りの壁 |
先にメインエントランスを見たかったので、西側の入口からは入らずに、外側の壁沿いを歩いていきました。
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| お菓子の家みたい♪ |
すると、お菓子の家のような大きな建物が2つ見えてきました！
粉砂糖でアイシングされたような真っ白い屋根。石の外壁は焼きたてのタルトよう。
屋根はよく見ると細かいタイルで構成されていて、モザイクアートになっています。
左側の建物はもともと管理事務所として使われており、住民や訪問客のための待合室や電話ボックスがあったそう。現在はお土産屋さんです。
右側は守衛小屋として建てられたもので、今はバルセロナ歴史博物館となっています。
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| メイン・エントランス |
お菓子の家の間がメイン・エントランスです。
奥にはお城のような立派な建物。
鉄製の黒いトゲトゲした門はヤシの葉をかたどっていて、とても繊細なデザイン。
細部まで見逃せないのがガウディ建築の面白いところです(^ ^)
しかし、ここのゲートは現在出口専用！
そのままエントランスを通り越して再び壁沿いを進み、東側のゲートから入場しました。
グエル公園の入場にはチケットが必要で、
入場者数の制限があるので事前にホームページから購入しておくことをおすすめします。
一般のチケットは入場時間が指定されており、
大人 10€、
7−12歳のこども、65歳以上の大人、障がい者は7€、
6歳までのこどもは無料です。
指定の時間から30分以内に入場しなければいけません。退場時間は自由で、再入場はできませんのでご注意ください。
グエル公園のチケットはこちらから
高架橋
東側のゲートから緩やかな坂を上がっていくと、石造りの大きな橋が見えてきました。
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| 高架橋 |
東側入口から公園で一番高台にある「カルヴァリーの丘」まで馬車で上れるように、ガウディは幅5mの3つの橋を建設しました。
橋は周りの植物と一体化していて、人工物なのに自然のものを見ているよう。
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| 橋の下 |
橋の下は、洞窟の中にいるような涼しい空気が流れています。
柱はそれぞれ形や太さが違い、触れてみると木の幹のような安心感。不思議です。
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| 木々と |
木々とも調和。
南国の雰囲気が良い♪
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| 歩道 |
ガウディは、徒歩で移動するための階段や近道も設計しました。
石の階段といえば幅や段差がまちまちで疲れるイメージがありますが、グエル公園の階段はとても歩きやすい！
この日も長い距離を歩きましたが、足の疲れや痛みなどが全く出ませんでした(^O^)
これもガウディ建築の仕業かも！？笑
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| 美しい橋 |
階段を上ってまた別の橋。
上部はバスケットみたいにあみあみになっていてとても可愛い！
この網の部分も石を組み合わせてできています。本当にすごい…
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| お城の地下室 |
この橋の柱は、先ほど見た橋とまた違った造り。
長方形の石がレンガのように積まれて、天井は木材で組まれたように細長い石で支えられています。
ヨーロッパのお城の地下室にいるみたい！
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| 橋の上 |
そのまま橋の上まで出てみました！
並ぶオブジェの上には大きなアロエが生えています。
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| バスケットの中 |
橋の下から見ていたバスケットの中からは、こんな素敵な景色を見ることができます。
街と海と水平線、海に浮かぶ船までよく見えました(^O^)
購入された家
高架橋を渡る途中で見えたのは、ガウディの家。
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| ガウディハウス・ミュージアム |
ピンク色の背の高いこの家に、ガウディは1906年から亡くなる年の1926年まで住んでいました。
当初はこの住宅地のモデルハウスとして、ガウディの友人のFrancesc d’Assis Berenguer i Mestresによって建てられました。
現在はミュージアムになっており、家の中を見学することができます。
（ミュージアム入場は別途料金がかかります。）
今回は行けなかったので、次は是非行ってみたいです！
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| Casa Trias /トリアス邸 |
ガウディとグエル以外で唯一この敷地に家を買ったのは、グエルの友人である弁護士のトリアス。
高架橋を登り切った高台の上にあります。
こちらも建てたのはガウディではなく、Juli Batllevellという建築家です。
石垣が可愛い形(^O^)
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| トリアス邸のそばから |
トリアス邸の横の道を上っていくと、バルセロナの街を見渡すことができます。
左端には建設中のサグラダファミリアが！
正面ではなく、側面からの塔を見ることができます。
トリアス邸（写真左）のバルコニーとほぼ同じ目線。
毎日こんな素敵な景色が見れるなんて羨ましい…！
それでもこの住宅地が売れなかったというのは驚きです(°▽°)
さて長くなってしまったので今回はここまで。
次回は、ガウディのメルヘンな世界とバルセロナの街並みの美しいコラボレーションを見に、グエル公園の一番のスポットへ行ってみます♪
続きはこちら
グエル公園のパズルも美しい！（クリックでAmazon.deのページへ移動します）
今回参考にしたページ
Barcelona.de
Park Güell Official Website
Basílica de La Sagrada Família
スペイン観光公式サイト
読んでいただきありがとうございました！
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